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藤原道長 小学館版 学習まんが人物館

田中顕

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092701434
ISBN 10 : 4092701438
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

結果的に政権のトップに上り詰め、代々摂関家となる礎を築くことができた道長ですが、そこに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。彼なりに悩みもあったようです。そのひとつが晩婚で娘が生まれるのが遅くなったことから生じた悩みです。藤原氏は不比等から冬嗣、良房以来、娘を天皇の后とすることで朝廷の権力を独占してきましたが、道長には彰子という娘がいたものの、天皇の皇子を産ませるには年齢が幼なすぎたのです。(解説「『御堂関白』藤原道長の生涯」より)

目次 : 第1章 末っ子道長、“鬼”に出会う/ 第2章 兄の不幸と姉の愛―道長の出世/ 第3章 頼れる最高権力者/ 第4章 「大木」と「藤」―彰子の出産/ 第5章 「この世」の栄華/ 第6章 極楽浄土への旅立ち

【著者紹介】
倉本一宏 : 歴史学者。国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代史・古記録学で、平安貴族の日記研究の第一人者。2024年放送の大河ドラマ『光る君へ』の時代考証を担当

田中顕 : 漫画家。西洋史専攻で立命館大学を卒業。子ども向け学習まんがを得意とする

大野智史 : 茗溪学園教諭。日本近代史専攻で筑波大学大学院修士課程を修了し、現在は日本史教育や歴史研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • れい

    【図書館】この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたる事も無しと思へば。この和歌からのイメージでなんと傲慢である人か。人を食い散らかし権力の座に座って居たのだろうというイメージが強かった。関白にはならず仕舞いだったのだな。普段道長に批判的な実資がこの歌を悪く言っていない。マリー・アントワネットの『パンがなければケーキを』位の勢いで(マリーの場合は言ってもないのだが)、イメージが悪意ある人から作られたということなのだろう。印象操作は本当に恐ろしい。

  • とみみ

    図書館本。大河「光る君へ」を観ていたので借りてみた。そしたら監修が光る君への監修の方と同じだった! 望月のうたの真意、道長の他の人の能力を活かし尊重して動かしていく政治。強欲なイメージだったが大河や現代の解釈でイメージが変わった。

  • はる

    わかりやすく、意外にも詳しい。権力闘争

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