Product Details
ISBN 10 : 4532320852
Content Description
日本企業は米軍よりも「軍隊型組織」だった!?
現場の元気を取り戻す「新しい戦いのルール」を教えます!
「先が見えない時代になった」と耳にするようになって、ずいぶん経ちました。
ビジネスでも、軍事・戦争においても、まったく同じ。こうした状況で生き残るために、何をするか。
不安にかられた日本の経営者は、無謀な予算と計画を掲げて、現場を徹底的に締め付けました。
ベトナム戦争で痛い目を見た米軍は、管理を弱め、現場が臨機応変に戦える方法を追求しました。
──結果どうなったか。言うまでもないでしょう。
本書は「軍隊のような組織」であることを捨て、
「消耗戦」から「機動戦」にパラダイム転換を遂げた米軍から学び、
自由に動ける現場をつくり、ビジネスで生き残るための方法を解説します。
「PDCAの呪縛」から逃れ、臨機応変に個人が動くための「OODAループ」
「任せて任さず」の権限委譲を実現する「ミッション・コマンド」
無駄なデータを削ぎ落とし、スモールデータで勝つ「クリティカル・インテリジェンス」
──この3つが、勝利のキーワードです。
生命がかかる軍事の現場で研ぎ澄まされてきた最新理論。
本書を読んで、ぜひ毎日のビジネスに生かしてください。
巻末には、航空自衛隊幹部学校 航空研究センター運用理論研究室 伊藤大輔氏による解説つき。
・敗北したイラク軍と東芝不正会計事件の共通点
・「しょせんパワポ作成部」──経営企画部の嘆き
・LINE前社長の森川氏は、なぜ「計画を発表しない」ことにしたのか
・「戦いに決まり切った型はない」「同じことは2度するな」
・意中の相手を射止める「OODAハート作戦」とは
・野村克也氏の「ささやき戦術」を考える
・テイラー、フォード、マッキンゼーが生み出した「20世紀型管理」
・トマホーク・ミサイル「1発1億円」は本当か?
・公認会計士である著者が「残業代」に注目する理由
・専門学校の経営を苦しくした「おまぬけKPI」
・撃墜王・ボイドが生み出した「OODAループ」
・落語家の「OODA話術」、リッツ・カールトンの「OODA接客」
・1日2時間のみ営業するビールスタンド、その「戦い方」とは?
・現代に甦ったモルトケの「訓令」
・ビジネスと戦争の両方に「データ主義」を持ち込んだマクナマラ
・価格が下落するときに、売上目標を立ててはいけない!
・決定的な経営情報を発見して急成長したネットショップ
・「頑張ったバイアス」によってやめられない赤字事業
・コリン・パウエルが定めた情報の4カ条
・マクドナルドのハッピーセットが生まれた理由
・「情報戦」を制したオークランド・アスレチックス
・いま、米軍で重視される「オペレーショナル・デザイン」とは
プロローグ──湾岸戦争の敗者と勝者
第1章 機動戦経営とは何か?
第2章 OODAで「動く」個人をつくる
第3章 ミッション・コマンドで部下を「動かす」
第4章 クリティカル・インテリジェンスで「動ける」組織を目指す
第5章: D-OODA(ドゥーダ)で戦う機動戦経営
解説 航空自衛隊幹部学校 航空研究センター運用理論研究室 伊藤大輔(航空自衛官)
田中 靖浩(たなか・やすひろ)
田中公認会計士事務所所長。日経ビジネススクール講師
1963年東京生まれ。86年早稲田大学商学部卒業。90年公認会計士試験合格。中央クーパース・アンド・ライブランド国際税務事務所を経て独立開業。主な著書に『良い値決め 悪い値決め』『右脳でわかる! 会計力トレーニング』『実学入門 経営がみえる会計』など。
【著者紹介】
田中靖浩 : 田中公認会計士事務所所長。東京都立産業技術大学院大学客員教授。1963年三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒業後、外資系コンサルティング会社を経て現職。「笑いの取れる会計士」としてセミナー講師や執筆を行う一方、落語家・講談師とのコラボイベントも手がける。近年はスモールビジネスや中小企業の経営サポートに全力投球中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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5 よういち
読了日:2020/03/18
西
読了日:2016/09/11
中島直人
読了日:2018/03/31
Kentaro
読了日:2018/04/05
めいけふ
読了日:2016/10/03
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