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石は元素の案内人 たくさんのふしぎ傑作集

田中陵二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834087574
ISBN 10 : 4834087573
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

鉱物で描く元素のものがたり。結晶を愛する著者が、元素の姿を求め、岩塩の結晶をハンマーで極小まで割り、庭で鉱石を熱す。するとみえてくる、元素・原子の世界。この世はぜんぶ原子でできていて、それは90種類ってほんと?石といっしょに考えよう。美しく、ちょっとかわった元素の本です。有機化学者でもある著者の実験魂あふれる一冊。石ころと元素の世界のたしかな結びつきを、子どもたちに届けます。

【著者紹介】
田中陵二 : 1973年、群馬県生まれ。東海大学理学部化学科客員教授。(公益財団法人)相模中央化学研究所主任研究員。群馬大学大学院工学研究科博士後期課程修了。科学技術振興機構研究員などを経て現職。専門は有機・無機ケイ素化学、結晶学および鉱物学。マクロ科学写真の撮影もおこなう。2023年、チームで発見した光る新鉱物「北海道石」が世界的な機関に新鉱物として認められ、この石の筆頭記載者、命名者となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡部敬史/おかべたかし

    「あらゆるものが元素からできている」とは学校で習うけど何か今ひとつピンとこない。でも、これ読むとストンと腑に落ちます。もっとも感じいったのは、こういった元素の世界を、先人たちは「結晶が割れてもなぜ同じような形になるんだろう」という素朴な疑問から解き明かしていったところ。中に明治時代に作られた結晶模型が紹介されているんですが、昔の人はこんな模型を作り「どうしてこんな形になるんだろう?」と頭を悩ませたんですね。ぜひ家族で。大傑作でした。

  • ☆よいこ

    分類459。知識絵本。フルカラーふりがなあり、結晶の写真がとても美しい▽塩、鉱物〜水晶について。「元素」とは種類に注目するときに使う言葉で、ひとつひとつのつぶに注目するときは「原子」とよぶ。地球は「水の惑星」だけれど全体の重さでは「鉄の惑星」である。海で集めた砂鉄を熱して鉄を取り出す実験。孔雀石を熱して胴を取り出す実験。コンブを燃やしてヨウ素溶液を取り出す実験▽注)実験は大人と一緒に十分注意して行うこと。岩石・鉱物の採集は許可を得ること▽2024.2刊。隕鉄の切断面がすごいキレイです、初めて見ました。

  • たまきら

    「石」とはなんだろう?元素の結晶も美しいけれど、自分はごく普通に身近にある「石」も好き。そんなことを思いつつ、元素純度の高い「結晶」を楽しみました。…なんか飛行石の結晶を直視できないポムじいさんみたいなこと言ってるな、私…。年を取ってよごれっちまったことが逆に居心地がいいのかもしれないな。中原中也もこの年まで生きたら違う詩を書いたかもな。

  • tetsubun1000mg

    児童書コーナーの本なのだが、読メ「お気に入り」登録さんのレビューに影響されて読んでみる。「この世界のすべてが、たった90種類の元素でできている」という導入から元素表に行きそうだが、結晶のカラー画像が豊富で面白い。 元素によってさまざまな形が有ることが分かる。 色もそれぞれに違っているのも画像で確認できる。 児童書コーナー本だが大人が読んでも十分楽しめる。

  • ほんわか・かめ

    鉱石(宝石)の本が人気の勤務校。ただ石を見て「綺麗」「凄い」と思うだけじゃなくこんな知識も入れていってほしいな。〈2022月刊誌/2024〉

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