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どすこい出版流通 筑摩書房「蔵前新刊どすこい」営業部通信1999-2

田中達治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780801170
ISBN 10 : 4780801176
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

機能している倉庫はキリリと美しい。本の物流と営業のシステム化に心血を注いだ営業担当者のストレート・トーク。書店向けに発行している「蔵前新刊どすこい」に連載された「営業局通信」をまとめた1冊。

【著者紹介】
田中達治 : 1950年7月23日千葉県銚子市で生まれる。1976年3月法政大学文学部英文科を卒業。同年筑摩書房に入社。管理部(倉庫部門)に配属。1978年同社倒産劇を倉庫(管理部)で迎える。1980年12月営業部へ異動。千葉、埼玉、北関東の書店営業を担当。1988年課長に昇進。1993年4月営業部次長に昇進。1999年6月営業部長に昇進。「営業部通信」を菊池営業部長から代わり執筆開始。2000年6月取締役営業部長に就任。2001年10月「筑摩書房全集謝恩セール」(再販弾力運用)を実施し盛況に終わる(2002年も実施)。2004年10月組織改編で取締役営業局長就任。2007年7月病気療養に専念するため取締役を退任し顧問に就任。また、長年にわたり業界インフラ整備にかかわる。2007年11月23日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nobu23

    ちくま書房が書店向けに出していた情報誌に載っていた連載を書籍化したもの。 書店システムや業界向けのネタが多いが、わかりやすく、一話一話が簡潔で読みやすい。

  • モルツー

    書店員や出版社営業部員を始め、業界にいる人全員の役に立つ知識満載。しかも分かりやすく読みやすい。この著者は、いまの出版会のインフラにとても尽力した人なのだと改めて偉大さを感じた。「大変なアイデアマンでありかつ実行力も抜群だった」と解説にあった。そんな人物を目指したい。

  • すずちう

    純粋に読み物として面白かった。ぼく自身は小売業としての書店が好きな人間なので、けっこう共鳴できる話も多かった。しかし、田中氏のような先達の努力もあって、出版流通の仕組みはこの数十年でかなり進歩しているのだと思うけど、それでもなお追いつけない世の中の変化というのはすごいなと思う。書店業界のレベルが下がってるみたいな話は、そもそも自分みたいな人間でも居られたくらいだから、やっぱりそうなんだろうなと感じる。

  • むらこ

    本がどんなふうに書店へ並ぶのか。 そして書店から出版社へ返されていくのか。よくわかりました。 やっぱり学者(?)みたいな人の本よりも、実際に働いている人が語るコトバはわかりやすいです。(学者の本読んだコトないけど) 私のようなただの本好きは、出版というと作家、編集者、本屋さんというイメージばかりですが、営業の人や在庫管理の人がいないと読みたい本も本屋さんに届かない。 また、本屋さんに行くのが楽しくなりそうです。

  • にがうり

    1999年から2007年の筑摩書房の営業部通信をまとめたもの。著者は同社の営業部隊を率いた田中達治氏。版元の編集者モノは数多ありますが、営業担当の視点でこれだけ鋭くユーモラスに業界に斬り込んだものは初めて。残念ながら著者の逝去により、執筆は2007年で止まっています。2008年以降も下げ止まらない出版業界の現状や未来について、著者ならどうとらえて通信に書いたか。続きが読めないのが残念です。

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