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ISBN 10 : 4062922649
Content Description
『源氏物語』『枕草子』では舶来ブランド品、『徒然草』では「ねこまた」、あるいは禅僧の伴侶となり、あるいは民家でねずみ退治をし、秀吉の朝鮮出兵に従軍もすれば、芭蕉にはその恋を詠まれた、猫。日本の古典文学に「描かれてきた猫」を丹念に読み直す。猫の図版も多数採録。漱石『吾輩は〜』の猫に関するエッセイを、文庫版付録として新たに収めた。
目次 : 第1章 「猫」という文字はいつ頃から使われたか/ 第2章 王朝貴族に愛された猫たち/ 第3章 ねこまた出現/ 第4章 金沢文庫の猫/ 第5章 猫を愛した禅僧たち/ 第6章 新訳『猫の草子』/ 第7章 猫神由来/ 第8章 江戸お猫さまの生活/ 第9章 描かれた猫たち/ 付録 漱石先生、猫見る会ぞなもし
【著者紹介】
田中貴子著 : 1960年京都生まれ。広島大学大学院博士課程修了。甲南大学教授。専門は中世国文学、仏教説話(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヴェネツィア
読了日:2021/12/30
カピバラ
読了日:2015/01/09
いちろく
読了日:2015/10/03
爺
読了日:2022/03/06
冬見
読了日:2016/11/27
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