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図説 百鬼夜行絵巻をよむ ふくろうの本 / 日本の文化

田中貴子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309762654
ISBN 10 : 4309762654
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

奇妙な妖怪たちが闇の京都を行列をなし徘徊する…日本のお化け絵の源流「百鬼夜行絵巻」はなぜ生まれ、何を描いたのか。異界の達人たちが日本の「闇の文化史」の謎を解読する!

目次 : 絵巻コレクション1 『百鬼夜行絵巻』(真珠庵本)/ 絵巻コレクション2 『百鬼夜行絵巻』(京都市立芸術大学蔵)/ 前説『百鬼夜行絵巻』はなおも語る(田中貴子)/ 現代語訳『付喪神記』(田中貴子・訳)/ 画人伝(抄)(花田清輝)/ 絵巻コレクション3 『百鬼夜行絵巻』(東京国立博物館蔵・模本)/ 絵巻コレクション4 『百鬼夜行絵巻』(大阪市立美術館蔵)/ 付喪神(澁澤龍彦)/ 器物の妖怪―付喪神をめぐって(小松和彦)/ 「百鬼夜行図」コレクション―『河鍋暁斎暁斎百鬼画談』より/ 河鍋暁斎百鬼夜行図(澁澤龍彦)

【著者紹介】
田中貴子著 : 1960年、京都生まれ。広島大学大学院博士課程修了。甲南大学文学部教授。中世国文学

花田清輝 : 1909〜74年、福岡生まれ。京都帝国大学英文科中退。文芸評論家、小説家、劇作家

澁澤龍彦 : 1928〜87年、東京生まれ。東京大学仏文科卒。エッセイスト、翻訳家、小説家として多数の作品を発表

小松和彦 : 1947年、東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。国際日本文化センター所長。民俗学、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 魚京童!

    蛇腹折製本しろよ。もっと原本に忠実に行こうよ。鬼の話であるのに、ヒトの話にしか見えない。その当時の人間の姿ではなかろうか。ヒトとして書くと差しさわりがあるから、鬼にした。鬼だって角の生えた人である。結局、ヒトが一番怖い。フルヤノモリには敵わんか。

  • 栗羊羹

    鬼や地獄から這い上がってきた妖怪たちが、とにかく楽しい。鳥獣戯画を思わせる。生き生きとした妖怪たちの生態。途中、鳥山石燕の「画図 百鬼夜行」があった。「ぬっぺらぼう」(のっぺらぼうではない)が、笑える!大河ドラマ『べらぼう』のオープニング、妖たちが元気よく飛び跳ねてるところ、大好き!

  • ハルト

    読了:◎ 絵は、「百鬼夜行」の絵巻を四つと「百鬼夜行図」のコレクションが一つと、白黒で「付喪神記」収められている。文章は、田中貴子、花田清輝、澁澤龍彦、小松和彦が、「百鬼夜行絵巻」と「付喪神」についてと、河鍋暁斎の「百鬼夜行図」について語られている。特に河鍋暁斎のユーモラスな「百鬼夜行図」は漫画のように生き生きとしており、ずっと見ていても飽きない。付喪神は最後には付喪神たちが発心し、仏門へと下るのが説話的だった。昔の人達には付喪神が身近な存在だったんだなと思った。

  • 拡がる読書会@大阪

    日本の妖怪文化や「百鬼夜行絵巻」を魅力を著名な研究者・作家が執筆した論考と、豊富な図版で構成された書籍です。 室町時代に制作されたとされる真珠庵本が、現存する最古の「百鬼夜行絵巻」。平安時代の「百鬼夜行」とは異なるイメージで描かれており、当時の社会は、繰り返し災害に見舞われていました。発展してきた独特の芸術表現であり、現在も研究が進められている重要な文化遺産というのがよく分かる一冊となっています。 https://note.com/sharebookworld/n/n73a6dda61861

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