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浦島伝説とユダヤ -山幸彦が紡ぐ海洋国家日本の古代史 -

田中英道

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847074981
ISBN 10 : 484707498X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

那覇はヘブライ語で「安息」「安住」
八重山諸島の「ヤエ」はヘブライ語で「神」
あまりに共通する古代ユダヤと沖縄の文化!

琉球は竜宮だった!
して日本全国にある浦島伝説、高天原=関東の古代文明の謎を追う!

●約束の地は美しい沖縄だったのか!?
●天孫降臨から神武天皇即位まで180万年間の答え!
●『古事記』『日本書紀』の新たな角度で見える歴史の物語
●山幸彦海幸彦神話は、高天原=日高見国系の統治事業を表す
●『記紀』に記録された渡来ユダヤ人日本同化の古代史
●沖縄古来の聖地、御嶽(ウタキ)に見られる縄文の思想
●欠史八代の時間に一致する龍宮逗留の時間
●イザヤが目指した!? 八重山諸島の名前の秘密
●日本列島を目指して移動した古代世界の人々
●スサノオはユダヤ人渡来の第一波
●『旧約聖書』の「土」とは違う沖縄・日本の「土」


日本人なら誰もが知っている御伽話「浦島太郎」は、琉球=龍宮において、山幸彦海幸彦の物語から派生的に生まれたものです。つまり、歴史上の事実に基づくものとして書かれた『古事記』『日本書紀』の中にはユダヤ人の渡来が隠されています。渡来ユダヤ人が日本に同化するにつれて、その由来がユダヤにあることは忘れられ、琉球=龍宮を訪れるという物語に取って代わられたのだと考えられます。(中略)
浦島太郎の物語が、『記紀』の山幸彦海幸彦の物語から自立していく過程で、それがそもそも琉球諸島から生まれたことさえ忘れられていくようになりました。沖縄当地では、琉球王国が成立すると、浦島太郎と王族の娘が愛し合うという物語にも変化していきます。問題は、山幸彦がなぜ琉球に現れ、龍宮の話が出てきたのか、という点にあります。  (本文より)

【著者紹介】
田中英道 : 1942年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 九曜紋

    極東の「日出づる国」日本こそが、神がユダヤ民族に与えた約束の地・カナンであるという説は本書以外にも目にするところではある。しかし浦島太郎伝説に云う竜宮とは琉球、すなわち沖縄のことであると断言したり、高天原は当時は未開の地であった東国は茨城の鹿島であると断言したりするものの、論拠に乏しく、学問的な論証を尽くしたものとは言えない。東北大学名誉教授の肩書にかけて、批判に耐えうる作品に仕上げてほしかった。とはいえ、私が本書を読もうと思った動機が、日ユ同祖論に代表されるムー的興味からなので多くは望まないのが妥当か。

  • inaryoXD11

    浦島伝説というタイトルだが、山幸彦の竜宮城=琉球への訪問と、ユダヤとの関係を描いている。日が昇る東を目指してきたユダヤ人が、日本列島への入り口として琉球諸島に拠点を築いたことについては、説明がちゃんとできていると思った。この著者の本はおそらく3冊目だと思うけど、まだ天孫降臨・国譲りについては理解できない。日高見の国=高天野原も無理があると思っているが、東国の重要性は他著者の説でも理解しているつもり。そして、鹿島は日本列島の東端という、東の最終地点だという指摘は、なんだか納得してしまいそうなキラーワード。

  • koisurubakemono

    頭を使う本が暫く続いたので何も考えずに読めそうなものをと借りる。「ムー」のようなしょうもなさを期待したのだが、いたって真面目にやるつもりらしい。細かいことは後にしてまず総評を述べると❶一番引用されてる資料がHPなあたりたかが知れている。査読付きの論文を出せ❷この書籍名なのに最後の総括で浦島伝説にも琉球にもふれてないあたり、著者の思考回路もしっちゃかめっちゃかで何を証拠にどの結論に着地したいのかよく分かってないのではないか▶別の本で素人が研究者に物申すのは〜と言った声の下でしたくないんだけど以下気になった点

  • ユイケン

    古代日本は渡来したユダヤ人と同化していた。 古代日本のユダヤの類似点など、興味をそそる内容が沢山あり、一気に読めました。 各地の神社の由来や記紀を丁寧に読みとくことによって、色々な説が出てきて勉強になり、歴史の浪漫を感じられる一冊だと思います。

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