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ISBN 10 : 4594076092
Content Description
イタリア美術史研究の第一人者である著者が、比較文化の視点から日本文化の基底に見たもの、それは神道だった。本書では、『万葉集』や西行の歌、兼好法師の随筆、芭蕉の俳句、葛飾北斎の浮世絵、さらには仏像までが、神道の心を表していることを具体的に解説している。北斎の絵は、なぜセザンヌやゴッホらに大きな影響を与えたのか?日本の神話が語っている日本文化の特色とは何か?聖徳太子の「和の精神」とは何か?天皇とはいかなる存在なのか?“クールジャパン”の源泉たる日本文化の神髄がよくわかる10章。
目次 : 第1章 日本文化のすごさの源泉/ 第2章 自然信仰によってつくられた日本文化の独自性/ 第3章 『万葉集』を読めばわかる日本のすごさ/ 第4章 神道の心をうたう歌人・西行/ 第5章 “気韻生動”で表された御霊信仰/ 第6章 日本文化の中心にはいつも天皇がおられた/ 第7章 神話が語る日本文化の特色とは/ 第8章 聖徳太子の「和の精神」とは何か/ 第9章 『徒然草』と日本人/ 第10章 文化大国・日本
【著者紹介】
田中英道 : 昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、同美術史学科卒業。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。現在、東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍するかたわら、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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