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教育評価研究の回顧と展望

田中耕治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784820806233
ISBN 10 : 4820806238
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教育方法学の立場から教育評価論を構築する。すべての子どもたちに学力を保障する教育評価へ。

目次 : 第1部 京都大学最終講義―わたしは、どのようにして、「真正の評価」論の地平に、出てきたか(「到達度評価」との出会い/ 「真正の評価」論への三つの契機(1)戦後「指導要録」研究から/ 「真正の評価」論への三つの契機(2)「素朴概念」研究から/ 「真正の評価」論への三つの契機(3)「アメリカにおける教育評価論」の研究から―「真正の評価」論に逢着)/ 第2部 最終講義への道程(「学び」をとらえる形成的評価の試み―「素朴概念」に着目した授業づくり(小学校4年生理科『電気や光のはたらき』)に即して/ OBEの現状と課題―アメリカにおける学力保障論の展開/ オーセンティックアセスメントとはどのような評価方法か)

【著者紹介】
田中耕治 : 1952年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、佛教大学教育学部教授、京都大学名誉教授。専門は教育方法学・教育評価論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • pinkie

    冒頭に曰く、「田中耕治先生の功績は教育方法学の立場から教育評価論を確立したこと」。今では学校教育における評価の重要性は強く認識されているが、この本を読むことでそこにいたるまでの「教育評価論史」をたどることができた。一気に読めたけれど、繰り返し何度もじっくり読み直したい。あわよくば生でこの講義を聴きたかった。そんな1冊。

  • ぺろりん

    田中耕治先生の最終講義。指導要録から素朴概念研究まではほぼ20年前と変わっていない。構成的学習観をわかりやすく要約してくれている(30頁)のがありがたい。ブルーム理論を継承した形成的アセスメントからインスピレーションを得て、「目標に準拠した評価」と「個人内評価」の結合論を「形成的評価」に自己評価を位置づける教育評価論として定式化して、「『表現』を基礎とした形成的評価」と命名したそうだ。この「表現」とは何か?具体的な方法が4つあげられているが、実践者の論に委ねるのではなく、理論的な説明がほしい。

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