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ISBN 10 : 464122191X
Content Description
統合への試行錯誤の長い歴史をもち、大小多数の国によって構成され、多くの課題を抱えつつ着実な歩みを進める複雑なヨーロッパ経済。統合の歴史と現状を中心に、その全体像を体系化し解説。新型コロナ危機、気候変動、中国の台頭など激動する世界―グリーン化、デジタル化、グローバル化に挑戦するヨーロッパを描く。
目次 : 現代ヨーロッパ経済をみる眼―21世紀のヨーロッパと世界を考える/ 第1部 EU統合の展開(世界の地域経済統合とEU統合の独自性―時代に適応できるヨーロッパの構築/ 関税同盟と単一市場―EU経済システムの漸次的形成 ほか)/ 第2部 現代ヨーロッパ経済の動き(EU経済と産業―競争力強化に励む欧州産業/ ユーロ圏の金融危機と金融政策―リーマン危機・ユーロ危機・新型コロナ危機への対応 ほか)/ 第3部 EU諸国の経済と統合(フランスとEU経済―ディリジスムからの脱却/ ドイツとEU経済―ドイツのEU主導の意義と限界 ほか)/ 第4部 EUの対外通商関係と地域的基軸通貨ユーロ(EUと対外通商関係―新次元に入ったEU通商政策/ 世界経済の中のユーロ―ユーロ基軸通貨圏の発展と展望)/ 2020年代のEUと中国、そしてインド太平洋―EU中国関係の新たな展開を中心に
【著者紹介】
田中素香 : 1945年生まれ。1967年、九州大学工学部卒業、1969年、九州大学経済学部卒業。1971年、九州大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、東北大学名誉教授、中央大学経済研究所客員研究員、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
長部重康 : 1942年生まれ。1967年、東京大学文学部卒業。1976年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、法政大学名誉教授、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
久保広正 : 1949年生まれ。1973年、神戸大学経済学部卒業。現在、摂南大学経済学部教授、神戸大学名誉教授、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
岩田健治 : 1960年生まれ。1987年、東北大学文学部卒業。1993年、東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院経済学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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スプリント
読了日:2022/05/01
Masaki Iguchi
読了日:2023/02/19
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