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ギャンブル依存症 角川新書

田中紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040820408
ISBN 10 : 4040820401
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本人のおよそ20人に1人が依存症。あなたも他人事ではない――。

ギャンブル依存症は意志や根性ではどうにもならない、「治療すべき病気」である。この病気が引き金となった事件を知り、私たち日本人は学ばなくてはならない。この国が依存症大国から依存症対策国へと変わるために。

【著者紹介】
田中紀子 : 一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表理事。1964年生まれ。祖父、父、夫のギャンブル依存症に悩んだ経験を持つ。2014年に「ギャンブル依存症問題を考える会」を立ち上げ、メディア出演や全国各地での講演活動を通じてギャンブル依存症の啓発活動をおこなっている。また、依存症回復支援の特別な訓練を受けたインタベンショニストとして日々の相談に対応している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆいまある

    読み応えあった!著者は依存症家族であり当事者でもありながら日本の依存症界隈を牽引している超エネルギッシュな方。世の大事件(巨額の横領や保険金殺人)にもギャンブル依存が絡んでいることを豊富な実例で指摘。性格ではなくドーパミン系の異常なのだから介入すべきと警鐘を鳴らしている。私がキライの一言で無視した大王製紙の井川も、親から虐待を受け苦しんでいた。依存症治療は患者がもうダメという底付き体験があった方が始めやすいが、家族以外が介入して「底上げ」することで早期の治療を実践している。薬の適応を広げてくれんかな。KU

  • harass

    kindleUnlimited. ギャンブル依存症の日本の現状と対策と提案。脳科学の知見から病気であるとされ、欧米から遥かに遅れている日本の状況。個人的な問題とされ、パチンコや競馬などがスポーツや趣味のように一般に宣伝されている現状に警鐘を鳴らす。著者が活動している依存症患者への対策、政府や企業の協力など。良書。

  • kanki

    ギャンブル依存の事件簿が興味深い。窃盗、横領、心中、殺人…

  • gtn

    大王製紙元会長特別背任事件を起こした井川意高氏の現在に興味が湧く。ホリエモンとの共著「東大から刑務所へ」も目を通してみたい。

  • ochatomo

    「生き直す」の中で著者の強引さに触れられていたが、アメリカで依存症回復支援の特別な訓練を受けたインタベンショニストであるとこの本で知った 平成ギャンブル事件簿がメイン、その考察が深くよかった 大王製紙創業3代目が106億円をカジノへ使った事件で、甘やかされたのではなく、厳しい父親の存在が依存症患者のよくあるパターンで、劣等感が強くなり自尊心を育めない これだけでも読む価値あり 無差別殺人事件もおきており、依存症の早期発見・早期治療は社会問題! 運営者や自治体が対策を行うことが世界の共通認識 2015刊

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