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ISBN 10 : 4861245230
Content Description
孤独相から群生相への相変異、数千万頭の群飛行動。昆虫では個体群密度によって劇的に姿と習性を変える個体が生じることがある。これを相変異と呼ぶ。日本ではあり得ないとされてきたこの相変異と大集団の群飛が起きた。発生から収束までを詳細データと141枚の写真で記録する。
目次 : 第1章 記録写真(群飛/ 生態/ 相変異/ 越冬調査/ 疫病の多発生によるバッタの全滅 ほか)/ 第2章 報告文書(大発生の概要/ 幼虫の集団行動/ 成虫の大発生/ 数千万頭の成虫の群飛移動行動/ 群れとして行動する成虫の生理と生態 ほか)
【著者紹介】
田中章 : 1944年、鹿児島市生まれ。鹿児島大学大学院農学研究科(害虫学専攻)修了。1968‐2003年、鹿児島県農業試験場、鹿屋支場、大島支場、ウリミバエ防除対策室、農試本場、徳之島支場(支場長)、大隅支場(支場長)で勤務。その間、アワヨトウ、サトウキビ害虫、イネミズゾウムシ、スクミリンゴガイ、コナガ、シロイチモジヨトウの生態と防除研究、ミカンコミバエ・ウリミバエの防除事業に携わる。また、1986年馬毛島で大発生したトノサマバッタの生態調査を行う。2003‐2013年、会社技術顧問。所属学会:日本応用動物昆虫学会、日本昆虫学会、日本鱗翅学会、日本双翅学会、鹿児島昆虫同好会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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