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Ghqの陰謀と日本の経済復興(仮)Php新書

田中秀臣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569848433
ISBN 10 : 4569848435
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による日本の「経済民主化」は、増税をはじめ今日まで続く緊縮財政策の起源の一つだった。GHQが掲げる緊縮主義に日本の緊縮主義者が相乗りし、経済や社会、文化をめぐる考え方にマイナスの影響を与えてきたのだ。本書は国家を脆弱化、衰退化させる経済思想を、占領期のGHQと日本の経済学者の関係から再考察する。さらにアフター・コロナの「戦後」において、日米欧は中国共産党の独裁・統制主義の経済に対峙すべく、自由主義の経済再生に全力を尽くさなければならない。「100年に1度」の危機を乗り越える方向性を示す。

目次 : 第1章 経済学はいまでもGHQが占領中(新型コロナ危機を戦時経済に例える/ 「戦後」は遠い ほか)/ 第2章 緊縮財政の呪縛(石橋湛山の「小国主義」/ 表裏一体のリフレ主義 ほか)/ 第3章 集団安全保障と憲法改正の経済学(マッカーサーたちのトンデモ防衛論/ 集団的自衛権とは何か ほか)/ 第4章 占領史観にただ乗りする中国と韓国(米国の影、中国の影/ 反民主的・反人権的な動きに「レッドカード」を ほか)/ 第5章 学術会議、あいちトリエンナーレに映るGHQの影(学術会議問題―政府からコントロールされるのは当たり前/ 「学界の民主化」政策の一環 ほか)

【著者紹介】
田中秀臣 : 上武大学ビジネス情報学部教授、経済学者。1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本経済思想史、日本経済論。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のれん

    日本経済を縛るデフレ政策の源流はGHQによる緊縮財政にあるとする本書。 大国に跪く精神は日本思想の一面だとは思うが、GHQ政策を賛美する傾向があったのは確か。その経済政策が日本経済史としては足を引っ張っていたというのは中々に新鮮。金融緩和からの民間インフレを肯定する形は増税不況に怯える一人として心地良い答えだ。 しかし、そこから国防問題、人権思想問題などを矢継ぎ早に繋ぎ中華侵略の警告にまとまるのは残念だった。 もっと日本財政に関して、税金金融のデータをまとめた内容が欲しい。触りの部分は良かったので余計。

  • アンコ釘

    失われた20年、経済が停滞した日本 デフレ日本 どうする?経済活性化だろ!リフレだろ!デフレをとめ、ゆるやかなインフレへだろ!当たり前だろ!当たり前がない国 自国を防衛するという当たり前の権利すら憲法で阻まれる国。日本を当り前の事ができない国にしたGHQの占領政策、日本弱体化政策、日本を永久に貧乏国にしておけ政策 緊縮政策、デフレ継続緊縮病・・・日本の成長を阻むものを断ち切ることが、安倍総理の言う戦後レジームからの脱却だ。アベノミクスを完遂させ、日本を当り前の経済政策ができる普通の国へ 日本を、取り戻す。

  • ししとう

    ラジオ出演時のおちゃらけた感じが無く、至って真面目な文章だったのを意外に感じてしまった。GHQの影響が左派系マスコミの「反日的」報道に残っているのは他の本で読んだことがあるが、経済政策の面でも影響が残っていることがわかった。緊縮財政=日本弱体化の流れを何とかして変えていかないといけないと思った。

  • ashimotake

    緊縮財政へと政策誘導する悪しき伝統が歴史的にGHQと左派によって日本に根深く根を張っていることがとても良くわかった。

  • 中田有香

    現在の話題になっているトピックを元に歴史を遡って考察されていた

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