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Akb48の経済学

田中秀臣

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784023308725
ISBN 10 : 4023308722
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Product Description

人気アイドルグループ「AKB48」を題材に異色の経済学者の著者が日本経済を読み解く。AKB48がわかれば日本経済がわかる。

AKB48はデフレ不況が生み出した? 「おニャン子クラブ」「モーニング娘。」のビジネスモデルとは何が違う? AKB48がもたらす「心の消費」とは? 芸能界と日本型雇用システムの関係は? アイドルも地産地消の時代を迎えた? 人気アイドルグループ「AKB48」を題材に、韓流ドラマやマンガなどにも造形が深い異色の経済学者が日本経済を読み解く。

【目次】
プロローグ AKB48で日本経済がわかる
第1章 不況に強いビジネスモデル
第2章 デフレ不況で増殖する「心の消費」
第3章 全国的に認知された「おたく市場」
第4章 大相撲とAKB48と日本型雇用
第5章 アイドルグループの経済分析
第6章 「ローカル」か「グローバル」か
第7章 アイドル高年齢化のその後──

Content Description

AKB48はデフレ不況が生み出した?「おニャン子クラブ」「モーニング娘。」のビジネスモデルとは何が違う?AKB48がもたらす「心の消費」とは?芸能界と日本型雇用システムの関係は?アイドルも地産地消の時代を迎えた?人気アイドルグループ「AKB48」を題材に、韓流ドラマやマンガなどにも造形が深い異色の経済学者が日本経済を読み解く。

目次 : 第1章 不況に強いビジネスモデル/ 第2章 デフレ不況で増殖する「心の消費」/ 第3章 全国的に認知された「おたく市場」/ 第4章 大相撲とAKB48と日本型雇用/ 第5章 アイドルグループの経済分析/ 第6章 「ローカル」か「グローバル」か/ 第7章 アイドル高年齢化のその後―

【著者紹介】
田中秀臣 : 1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部教授、社会資本整備審議会委員、デフレ脱却国民会議呼びかけ人。専門は経済思想史・日本経済論。「リフレ派」経済学の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、2004年)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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AKB48が、なぜ大ブレイクしたのか、そして...

投稿日:2011/03/25 (金)

AKB48が、なぜ大ブレイクしたのか、そして、その成功の秘訣は何なのか――ファンたちが彼女たちにひきつけられる理由が全て判るといってもよい。 AKB48ファンのあなたに、ぜひ、読んでいただきたい一冊。 分量はそこそこあるが、区切りが短く、読みやすいので、「読書はちょっと……」という人も大丈夫。 著者はなかなかAKB48について研究していると見た。

たかみん さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた

    AKB48を経済学的に分析するのはいいんだけど、途中でデフレの理由を「日本銀行の気合いが足らん!(=もっと市場にカネを供給せなあかん)」とおっしゃってるところが、、、。5年前の本やし、そのへんはしゃーないんかなぁ。

  • 1.3manen

    木曜日の夜、SKEのラジオを聴く機会があった。地域ブランドとも言える展開も地域創生に彼女らはどう活かせるのかと思われる。大相撲とAKB48のシステムに共通点は多い(13頁)。ターゲットは若くて収入の低いおたく≠スち(22頁〜)。特に、中年男性が彼女らに熱を上げるのは、少子化に帰結するのではないかとも思われるほどである。会いに行けるアイドル(32頁)。これにつけこんだ犯罪者が出たのは寝耳に水だったと思われる。100年を経過した宝塚と共通する面もあるようだ(44頁〜)。 

  • izw

    AKB48について、経済学者から見た、経営的視点、運営的視点、マーケティングからの解説です。中元康が1980年代にプロデュースしたおにゃん子くらぶが短命だったの比べ、AKB48が国民的アイドルとして続いている理由がよく分かります。雇用形態については、AKB48と大相撲が似ているというのも意外です、納得できます。

  • anco

    AKB48について経済学の立場で考察した一冊。AKB48は「心の消費=デフレカルチャー」を象徴する存在。デフレカルチャーを背景に、収入の低い若者をターゲットとし、「心の消費」とよばれるような消費者が低コストで精神的な充足を得られるタイプの消費形態を基盤としている。そして低価格戦略をとることで、堅い売り方を実現している。他には、アイドルはインサイダーとアウトサイダーの差が大きい職種であること、AKBは大相撲と似ている点が多々あること、集団で売り出す手法は、リスク分散の意味を含むことなどが説明されていました。

  • yamikin

    webで流通されているようなレベルのAKBの情報を組み合わせてコピペした毎年量産される「早い者勝ち」ビジネス書の典型。三流大学一年生の手抜きレポートレベル。半年後にブックオフに並ぶ姿が容易に思い浮かぶ。売れている商品を分析した(ことになっている)本を出せば「勝てば官軍」的分析にもかかわらず書店に平積みされてしまう「大衆支配の時代」(byオルテガ)。こんな内容でもAKBを知らない読者には興味深く読まれてしまうのがまた悲しい。秋元康とAKBのメンバーがかわいそう。誰か早く優れた分析本を出して欲しい。悲壮感。

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