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美しいをさがす旅にでよう 増補新版

田中真知

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560091548
ISBN 10 : 4560091544
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界各地の、さまざまな「美」の基準を具体例を通して語りかける。自然や風景を美しいと見る眼差しでさえ近代以降の発明にすぎない。

【著者紹介】
田中真知 : 1960年生まれ。作家、立教大学観光研究所研究員。エジプトに暮らし、中東やアフリカを広く旅して回った経験を元に旅やコミュニケーションなどをテーマとした著作を発表。コンゴ河を丸木舟などで下る旅を綴った著書『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)で第一回斎藤茂太賞特別賞を受賞。あひるとかっぱの人形とともに旅をするあひる商会CEOの顔もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    面白かったです。特に後半、文化によって美は随分違うんだ、という例が。アフリカのダンディ達;サプール、は初耳でしたが、TVでも紹介されたとか

  • ちい

    めちゃくちゃいい本!『美しい』の概念や幅を広げてくれる。時代や地域や文化(の刷り込み)によって美しいと感じたり、そうでなかったりする。ハッとしたのは、子供の頃は満開の桜や綺麗な景色を見ても美しいと思った記憶がない事。著者曰く、それは育つ過程で、そういうものが「美しいね」と大人が言ったりTVなどで観て、刷り込まれた概念だから。夫にも聞いた。「ねぇ、子供の頃、景色や桜が美しいと感じた記憶はある?」「ないねぇ」 …!!ということは、子供達が小さい頃、せっせと景勝地に連れて行ったが、ただの自己満足だったってこと?

  • とりもり

    「美しい」とは何かを考えさせられた。どんなに感動的だと感じる風景でも、見慣れた地元の人はそれを「美しい」とは感じないし、廃虚や工場を「美しい」と感じるのも時代による価値観の変化が大きい。美人の定義も西洋の価値観に囚われているし、「美のアウトサイダー」という表現すら、西洋美術の枠をインサイドとする暗黙の前提がある。こうした規範を取り払ったときに、果たして「美しい」とは何を意味するのか。絶対的な美が存在しない中で、その問いに答えはあるのだろうか。渚のイルカ漁やエルサレムに関するコラムも興味深かった。★★★★★

  • Go Extreme

    美の探求:文化的背景 時代の変遷 自然との関係 風景の発明 廃墟の美 アートの価値 感性の多様性 社会的影響 歴史的視点 美の再評価 日本の美意識:枯山水 庭園文化 侘び寂び 四季の美 和の構成 自然の調和 詩的情緒 伝統美 表現の控えめさ 雅な様式 異文化の美:エジプト装飾 豪華な意匠 ヨーロッパ庭園 西洋絵画 色彩の強調 民族美意識 彫刻の影響 建築の美的価値 美の多様性 美の再発見:黄金比 科学的視点 心理的要因 都市景観 技術と美 環境との融合 廃墟の魅力 日常の美 再定義される価値 美の未来

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