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鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵

田中淳夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806715658
ISBN 10 : 4806715654
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シカは人間の暮らしや信仰にどう関わり、どのような距離感でお互いに暮らしてきたのか。1000年を超えるヒトとシカの関わりの歴史を紐解き、神鹿とあがめられた時代から、奈良公園をはじめ全国各地で見られるシカとの共存、頻発する林業や農業への獣害とその対策、ジビエや漢方薬としての利用など、野生動物との共生をユニークな視点で解説する。

目次 : 第1章 奈良のシカの本当の姿/ 第2章 ナラシカを支える人々/ 第3章 ナラシカの誕生と苦難/ 第4章 シカが獣害の主役になるまで/ 第5章 間違いだらけの獣害対策/ 第6章 悪戦苦闘のナラシカづきあい/ 第7章 神鹿と獣害の狭間で

【著者紹介】
田中淳夫 : 1959年生まれ。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社、新聞社等に勤務の後、現在はフリーランスの森林ジャーナリスト。森林、林業、山村問題などのほか、歴史や民俗をテーマに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ようはん

    奈良公園の鹿(本の中ではナラジカと呼称)を中心にした日本人と鹿の関わりの歴史と実態。奈良時代ぐらいからナラジカは神鹿と崇められていた歴史はあるが、戦国時代の頃までは些細な事故で鹿を殺しても死刑になっていたのに対し明治時代の一時期や太平洋戦争期は狩尽くされたりと紆余曲折が激しい。今は行政や複数の団体がナラジカを管理しているが事故や餌付けの問題、そして農作物の被害に関する対策に駆除の是非と問題が山積みで関わる人の苦労が偲ばれる。

  • 海星梨

    奈良の鹿総括って感じです。現在から、歴史や獣害まで。あくまで著者がジャーナリストなので、意見を交えつつも客観的に事実を書いてくれている安心感があります。どちらかというと植生とか環境保護に興味があるので、やっぱり鹿はそこそこ減らすしかないんじゃないかなぁと思います。

  • ののまる

    鹿革クリエイターさんに教えていただいた本。奈良に住んでいたし、ブックカバーも鞄も鹿革で、ジビエ好きですが、初めて知ることばかり。野生動物との共生だけでなく観光業とのバランスの難しさ。

  • ポレ

    奈良公園とその周辺に生息する、国の天然記念物に指定されている「奈良のシカ」をナラシカとし、ナラシカの現状、神話時代までさかのぼっての歴史、農作物の食害問題をはじめとする人間との共生について丹念に描いている。寺社の権力が強大だった江戸時代以前は、ナラシカを殺すと死罪だったのには驚き。食害問題の広がりから、個体数調整のため駆除されるシカが増加するものの、ジビエとして利用されるのはほんの一部であり、ドッグフード等の活用は増えているが、大半は焼却処分されているらしい。

  • 80000木

    著者はなんでこの本書いたん。鹿の専門でもなければ、特段鹿が好きなわけでもなさそう。行き当たりバッタリ感がすごい。他人の研究について行ったり、歴史や事実について調べて書いただけの感じ。グラフなどの資料も全てどこかからの借り物。共生に向けての具体的案も解決策もなく、大した考察もない。ちょっと厚めの奈良と鹿の紹介本だな。鹿かわいい。

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