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ISBN 10 : 4756617557
Content Description
ウィリアム・ホガースの描く呪縛の胸像に、フレデリック・レイトンの描くマスキュリン・ボディに、オーガスタス・エッグの描く純愛と快楽の旅に、ダンテ=ゲイブリエル・ロセッティの肉をまとう塊に、ジェイコブ・エプスタインの象るフランケンシュタインの怪物に、これらの創造の軌跡とさまざまな美的表象を探り、イギリス近代美術のフィジカルな社会的表象を明らかにする!
目次 : プロローグ 描かれた身体―イギリス美術の新たな読み解きに向けて/ 第1章 呪縛の胸像―ホガース“当風結婚”を支配する病/ 第2章 フレデリック・レイトン“ダイダロスとイカロス”―ジェンダーの揺らぎを超えて/ 第3章 無垢とエロスの合わせ鏡―オーガスタス・レオポルド・エッグ“旅の道連れ”考/ 第4章 肉をまとう塊―D・G・ロセッティが描いた“手”について/ 第5章 フランケンシュタインの怪物―ジェイコブ・エプスタインの“ロック・ドリル”をめぐって/ エピローグ 社会に生きる身体、身体に潜む社会
【著者紹介】
田中正之 : 武蔵野美術大学教授/西洋近現代美術史
小野寺玲子 : 横浜美術大学教授/イギリス美術史
デイヴィッド・H.ソルキン : コートールド美術研究所教授/イギリス近代美術史
荒川裕子 : 法政大学教授/イギリス美術史
山口恵里子 : 筑波大学人文社会系教授/イギリス美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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