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自己の科学は可能か 心身脳問題として考える

田中彰吾

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788518315
ISBN 10 : 4788518317
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自己は脳によって作られるのか? 身体性に規定されるのか? 記憶と物語から構築されるのか? 21世紀に展開されてきた「自己の科学」を振り返り、最先端の研究を紹介するとともに、「心身脳問題」という観点から未来を展望する熱いアンソロジー。

【著者紹介】
田中彰吾 : 東海大学文化社会学部教授/文明研究所所長。理化学研究所客員研究員。博士(学術)。専門は現象学的心理学、身体性哲学。これまで一貫して、身体性の観点から心の科学の基礎理論を刷新する研究に取り組んできた。本書は、身体性に深い関心を寄せつつ心の科学を探究する研究仲間との議論を取りまとめた初の書籍となる

今泉修 : お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所准教授。博士(学術)。専門は実験心理学、認知心理学。身体運動と認知の関係に関心を持ち、特に主体感・時間知覚・記憶について研究している

金山範明 : 産業技術総合研究所(AIST)主任研究員。博士(心理学)。専門は生理心理学。頭皮上脳波を用いた主観的状態の計測方法を研究している

弘光健太郎 : 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)研究員(執筆時所属:日本学術振興会特別研究員PD(東京大学))。博士(心理学)。専門は神経心理学、実験心理学、認知神経科学。脳損傷者における自己の障害の研究や非侵襲的脳刺激法による脳機能介入研究に従事

浅井智久 : 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)主任研究員。博士(学術)。専門は実験心理学、認知神経科学、精神病理学。ブレイン・マシン・インターフェースやニューロフィードバック技術などの研究開発を行う一方で、行動実験や脳計測を駆使して私たちの「主観」をどう取り出せるかについても長らく苦闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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