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ISBN 10 : 4891746408
Content Description
複文研究の領域については、それぞれの構成する成分の基本的文法現象を内包している面と、そもそも複文という構成、あるいは文を越えた連文、談話、文章論的な性格の面を両有しており、その両面を念頭におきながら考察をすすめる。副詞、形容詞、接続詞、終助詞といった共起成分、格支配、テンス・アスペクト、ヴォイス、モダリティなどの態様に必然的にふれることも少なくないし、文章、談話研究の視点も要請される。こうした多層的な考察においては、文法現象を多角的にとらえることで、多くの新たな知見が得られるにちがいない。
目次 : 日本語複文表現の記述的研究・序説/ 第1部 条件表現の諸相/ 第2部 条件表現の周辺/ 第3部 原因理由と目的の表現/ 第4部 形式名詞と後置詞の表現/ 第5部 補文節、連体節と複合辞の表現
【著者紹介】
田中寛 : 立命館大学文学部卒業。東京外国語大学大学院外国語学研究科日本語学専攻(修士課程)修了。財団法人海外技術者研修協会日本語講師、タイ・バンコク泰日経済技術振興協会日本語・タイ語語学アドバイザー。中国湖南省長沙・湖南大学日本語講師。文教大学助教授をへて、現在、大東文化大学外国語学部日本語学科、および大学院外国語学研究科日本語学専攻教授。専門は日本語学、日本語教育学、対照言語学(タイ語・中国語学)。2004年から1年、英国ロンドン大学SOAS(東洋アフリカ学研究所)学術研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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