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鴻池の猫合わせ 浮世奉行と三悪人 集英社文庫

田中啓文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087457445
ISBN 10 : 4087457443
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan

Content Description

豪商・鴻池家の肝煎りで大々的な猫の品評会が開催されることに。猫好きの庶民やお近づきを狙う商人たちが色めき立つ中、市内では不思議な生き物の目撃談が続出して―(「鴻池の猫の巻」)。江戸の秘仏ご開帳を控えてんてこ舞いする雀丸の前に、長崎で医術を学んだという朋輩が姿を見せた。とある件で力を借りたいというのだが―(「ご開帳は大乱調の巻」)。活気あふれる江戸期の大坂を描く第3弾。

【著者紹介】
田中啓文 : 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タイ子

    シリーズ3作目。今回は新顔も登場でますます面白くなる横町奉行の雀丸。寺院の秘仏の出開帳でひと騒ぎあったり、女侠客の鬼御前が生死を彷徨う病気に。猫の一番を決める猫合わせで色んな画策がある中選ばれた猫は?!そんな中、摩訶不思議な生き物UMA(幽魔)出現。正体を知って笑ったわ。江戸時代だからこそ不思議がられた生き物ってことは現代我々がUMAだと言ってるものも後数百年経てば普通にいるのかしらん?とか思ったりして。テンポのいい会話が落語みたいで毎度楽しい。雀丸をお婿にぜひとの話も、次回に続きそうで楽しみ!

  • 美月0217

    新たな登場人物がでてきて、おもしろくなりそう♪ どの話も安心して読める(笑) 雀さんの飄々とした感じがいいですね〜

  • 真理そら

    瀬川貴次さんのすごく真面目な解説付き。キャットショーで優勝する猫は素晴らしいけれど、飼い主は自分ちの猫が世界一だと思っているよね、うん。鴻池父娘に気に入られてしまった雀丸、園ちゃんはどうなるんだろう。読者にとしては園ちゃんをを応援したいけど、鴻池父娘のキャラもいいしなあ…とにかく早く続きが読みたい。

  • Hugo Grove

    今で言うキャットショーの猫合わせ。雀丸の言う通り、飼い主にとっては我が子が一番かわいい。それぞれどの子もそれなりのチャームポイントがある。そうそう、うちのこたちもかわいいよ。

  • さくさくと♪雀さん、モテますねぇ。幽魔の方がUMAよかしっくりくるような。さきさん達の次の手が気になります(^^)

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