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俳諧でぼろ儲け 浮世奉行と三悪人 集英社文庫

田中啓文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087456820
ISBN 10 : 408745682X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

芭蕉の辞世の句が見つかった。記念の発句大会で天に抜ければなんと100両!法外な賞金に欲深い連中はあわよくばと目の色を変えている。そんななか横町奉行の竹光屋雀丸は、大坂市中で子供の誘拐が増えていることを知る―(「俳諧でぼろ儲けの巻」)。ほか、思いもよらぬ嫌疑をかけられた廻船問屋・地雷屋蟇五郎のために奮闘する「抜け雀の巻」など、全3編収録の痛快娯楽時代小説、シリーズ第2弾。

【著者紹介】
田中啓文 : 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タイ子

    「笑う門には福来る」お正月から笑わせてもらいました。 シリーズ第2弾。なんだか吉本新喜劇を見てるような面白さ。今日も今日とて竹光屋の雀丸は横町奉行としてのボランティアの方で大忙し。隣近所から持ち込まれる夫婦喧嘩に子供のかどわかし事件。助っ人に入る三すくみの仲間たち。 ガマ蛙のような顔をした豪商人、侠客の姉さん、オンボロ寺の住職。そして今回も加似江ばあさんがいい味出してます。 キャラ強すぎだろっ!雀ちゃん、次回も笑わせてや。

  • 真理そら

    「芭蕉」の名前を使って大もうけをしようとする人たちが見苦しくもあり、おかしくもあり。横町奉行は結構出費がかさむのに報酬はないって…若い雀丸にはきつい役割かも。

  • さくさくと♪地雷屋さんの好感度むっちゃアップ(^o^)雀のお宿は、これからも登場して欲しい。

  • Hugo Grove

    面白かったw。雀丸の飄々としたところが良い。雀丸を助ける三すくみも祖母もキャラがたっててよい。

  • Norico

    横町奉行の雀丸さん、今回は手下の蟇五郎さんが抜け荷の疑いを晴らすために大活躍。蟇五郎も贅沢三昧でゆるみきった生活してる割に、拷問に耐えて意外と男らしい。その他にも俳諧にからむ陰謀(?)や子どものかどわかしを解決したり、今回も大忙し。浪人の河野さまもレギュラー入りかな?

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