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ハナシはつきぬ!笑酔亭梅寿謎解噺 5 集英社文庫

田中啓文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087451443
ISBN 10 : 4087451445
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan

Content Description

年季が明けて師匠・梅寿から独立した竜二。テレビ番組で口にした一発ギャグで突然・売れっ子タレントに。
事務所からは落語を禁じられ、竜二のストレスは爆発寸前だった―ツッパリ落語家&酔いどれ師匠、笑いと涙の青春落語ミステリー、波瀾万丈のクライマックス。

【著者紹介】
田中啓文 : 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の戦士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年短編「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    シリーズ最終巻にたどりつきました。7つの話が掲載されていて最後は大ネタの「地獄八景亡者戯」で締めくくられています。一発芸が当たった主人公に冠番組の話が決まりますが、バイクで事故を起こしてしまい声が出なくなります。それでも師匠は主人公の落語のセンスを見抜いていて、二人で大ネタをやるということを決めて・・・・。結局は主人公と師匠の師弟愛をうまく書かれています。先日も聞いたのですが米朝師匠の「地獄八景」を再度聞きたくなりました。

  • hnzwd

    シリーズ完結の第五段。落語家として走り始めた主人公が、たまたまTVで披露した一発ギャグが大人気になってしまい翻弄され、、というのがメインストーリー。落語に沿った形で短編が繰り返されるいつも通りのシリーズでした。少し成長しては失敗を繰り返す主人公にモヤモヤすることの多いシリーズだったなぁ。。

  • はつばあば

    謎解きはありました。光と闇について。若いうちは芸人として売れることに憧れもするだろうが、売れる間しか会社はみてくれない。それも「今しかない」とばかりに睡眠もなく。一発芸人とか、今お笑いに出ている人を見ると可哀想になってくる。後ろに笑い屋さんでも雇っていてはるんかいなと思う位口先だけの笑い声に。まぁめったにその手のTVは観ないが。案の定、とさかの兄ちゃんもドツボにハマった。とうとう事故る。死ねたら楽だったろうが生きることは地獄に等しい。声を失った落語家誕生か?!師匠が許しません。師匠と弟子は立派な親子です。

  • ぜんこう

    梅駆がバイクを買ったのはいいけど、そこから波乱の始まり。 今回も謎解きは少なかったけど、ハラハラドキドキ。 そやけど、これでシリーズ終わりって何か中途半端。 もっと読みたい!

  • ううち

    謎解き要素はどこかへ行ってしまったけど、キャラクターたちが魅力的で面白いシリーズでした。最後まで竜二くんの行動は相変わらずでヤキモキしましたが…。兄弟子の梅雨さんが最後まで変わらない意地の悪さでよかったです。

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