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初めての生理学 動物機能編 ブルーバックス

田中冨久子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062579780
ISBN 10 : 4062579782
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間の生命現象である、脳・神経系の働き、骨格系と筋肉、呼吸器、循環器、消化、排泄、生殖の仕組み、さらには、それらを行っている膜の働き、物質輸送、シナプス伝送、電位の発生、興奮、制御など、人体のあらゆる生理現象の仕組みと働きを扱う科学科分野を「生理学」と言います。生理学は基礎医学の中心であると同時に、私たち自身の驚嘆するほど精巧な「ミクロコスモス」の存在を教えてくれます。生理学では、動物でよく発達している器官系である神経系、感覚系、筋・骨格系を「動物性機能系」と呼び、内分泌系、呼吸系、循環系、消化系、免疫系、泌尿系、免疫系、生殖系を「植物性機能系」と呼びます。本書は「動物機能編」とし、動物性機能系について解説します。

目次 : 1章 生理学の基礎/ 2章 細胞の構造と働き/ 3章 生理学の基本に受容器と効果器の考えを置く/ 4章 電気的興奮をする神経細胞、筋細胞、感覚受容器細胞/ 5章 神経細胞群が作るシステム/ 6章 感覚受容器細胞群が作るさまざまな感覚/ 7章 運動機能/ 8章 大脳皮質の高次機能

【著者紹介】
田中(貴邑)冨久子 : 医学博士、横浜市立大学名誉教授。1964年横浜市立大学医学部卒業、1969年同大大学院医学研究科修了、1985年同医学部教授、同医学部長を歴任。専門は生理学、神経内分泌学、脳科学。日本生理学会、日本内分泌学会、日本神経科学学会、日本神経内分泌学会、日本生殖内分泌学会などで理事、幹事、会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひめありす@灯れ松明の火

    仕事の本。職業柄知ってなくちゃいけない事が多いのだけど、ちゃんと勉強した事がなかったので。高校の生物の教科書くらいの平易な書き方なので読みやすい。アセチルコリンとか前頭前野とか大脳辺縁系とか昔習って言葉としては覚えて居た物が沢山出てきて『そうそう、そうだったね!』となりました。言語のウェルニッケ領域とブローカ領域とか舌の味蕾の位置とかはまっていたなあ。勉強していたはずなのに、何だかノスタルジックな気分に浸ってしまいました。肝心の勉強したかった部分は下巻の分野らしいので引き続き下巻も読んでいきたいと思います

  • anaggma

    健康に興味を持つと、とどのつまり生理学に行きつく。キャンベル本を読む前の助走に。

  • gachin

    著者は傑物/ 網膜や心筋には電気シナプスがある。平滑筋は引き延ばされると収縮するので自己組織的に律動する。神経支配はその修飾のみを行う。心筋の筋小胞体中はCaイオンが乏しく、長時間Caを取り込む必要がある。その為、脱分極の時間が長く、荷重賦活が起きない。筋を伸長していくと1a反射に抑制性1b反射が続くので、折り畳みナイフ反射が起きる。触圧,温冷,痛は自由神経終末で受容するが、皮膚からの深度で分別されてる。脊髄ショックの持続時間は下等動物ほど短い。REM睡眠時は骨格筋の活動が消失する。

  • アルカリオン

    BookWalkerのPC用Readerで。何の気なしに27インチモニターでフルスクリーン表示してみたところ、本文は予想通り読みにくいのだが図表の箇所になると、ひとつの図表だけがフルスクリーンを占領してでかでかと表示されるようになり、大迫力!これはこれでありだな。

  • こうきち

    なるほど。前半は、文章ヘタか?とおもったけど、内容はしっかりしてるぞ!筋肉関係は、しっかり勉強したいな。

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