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マイパブリックとグランドレベル 今日からはじめるまちづくり

田中元子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794969828
ISBN 10 : 4794969821
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

グランドレベルは、パブリックとプライベートの交差点。そこが活性化すると、まちは面白く元気になる。欲しい「公共」は、マイパブリックの精神で自分でつくっちゃおう。あたらしい「まちづくり」のバイブル誕生。まちを元気にするアイデア満載。コペンハーゲン、ポートランド、台北など「グランドレベル先進都市」の事例も多数紹介。「建築コミュニケーター」の、新感覚まちづくり奮戦記。

目次 : MY PUBLIC編(マイパブリックとは何か/ 趣味のパーソナル屋台/ パーソナル屋台が「個人」のチカラを引き出す/ 第三の趣味・マイパブリックの仲間たち)/ GROUND LEVEL編(マイパブリックとグランドレベル/ グランドレベルにマイパブリックを!11のアイデア)

【著者紹介】
田中元子 : 株式会社グランドレベル代表取締役。1975年茨城県生まれ。独学で建築を学び、2004年大西正紀と共にクリエイティブユニットmosaki(モサキ)を共同設立。建築やデザインなどの専門分野と一般の人々とをつなぐことをモットーに、建築コミュニケーター・ライターとして、主にメディアやプロジェクトづくりを行う。2010年よりワークショップ「けんちく体操」に参加。同活動で2013年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞。2014年建築タブロイドマガジン『awesome!』を創刊。同年より都市部の遊休地にキャンプ場を出現させる「アーバンキャンプ」を各地に展開。2015年よりパーソナル屋台の活動を開始。2016年株式会社グランドレベルを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【マイパブリックとは、いわゆる地上=グランドレベルでこそ最も効果的かつ有意義に実現できる状況】パブリックとプライベートの交差点であるグランドレベルが活性化すると、 街は元気になると説いてパーソナル屋台で街に出てみた、建築コミュニケーターによる「まちづくり」の提言書。先進都市の事例も多数紹介。<たとえひとりの人間、一個人のふるまいや状況づくり、小さな「マイパブリック」であっても、いやむしろ、小さいからこそリアルな「公共性」を帯びる。「マイパブリック」は、既存の公共よりも、パブリックたりうる可能性がある>。⇒

  • エリナ松岡

    少しくどいかなという気もしましたが、それぐらいタイトルのマイパブリックとグランドレベルというもの対する思いが強いのでしょう。これまで「まち作り」に興味がなかった人に受け入れてもらうにはこれぐらいがちょうどいいのかもしれません。▼著者の言わんとしていることは良くわかりましたし、健全で一歩先行く思考だと思います。確かに高層ビルや駅前のスペース等はもう少し居心地良くあって然るべきです。著者の今後の活躍に期待してますし、僕自身も少し貢献できる道を探ってみます。

  • 鳩羽

    事務所の一角にバーカウンターを作ったことをきっかけに、街に出て、無料のコーヒーをふるまうようになった著者。その理由は、自分が公共の一部として、プライベートの少し外側で、社会とかかわるのが楽しかったから。その一件をきっかけに、楽しいだけでなく、街に人の動線が増え、まちづくりにつながるマイパブリックについて考えるようになったそう。特に。人の目線レベルである、一階、グランドレベルを、公に開いていく事例を紹介している。利益や損得じゃない、自由な個人のささやかな「ふるまい」の可能性にわくわくさせられた。

  • いしばし

    マイパブリックは自家製の公共。自分が好きなものを無差別に振る舞う。グランドレベルは全ての人が通行する地面。それは建物の1階も含まれる。著者は趣味として事務所にバーカウンターを作って知り合いにお酒とつまみを、公園に簡易的な屋台を持って道行く人にコーヒーを振る舞った。皆がマイパブリックを持てば自ずとグランドレベルも向上する。自分の「好き」をできる範囲で提供していきましょう。あとベンチの数も増やしましょう。

  • まさこ

    マイパブリックという言葉は的を射ている(著者がグランドレベルと言うのは、みちとの接点のことかなー)。日本に少なすぎる他人とのパブリックスペースでのコミュニケーション、自分なりに創り出す交流の楽しさを体現しているところがいい。パーソナル屋台のワークショップ楽しむだけが条件。建物の1階という常設である待ちのパブリックと、自分で出ていく攻めのパブリックと。タバコ屋おばちゃんの発想から「フレームを付けたとたんに道端でも怪しい人じゃなくなる」というのはとても面白い。急にお店っぽくなって既知のものの延長に見えるから?

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