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ロジックの世界 ブルーバックス

田中一之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062579070
ISBN 10 : 4062579073
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

論理学というと、抽象的で難しいものというイメージをもっていませんか?本書で紹介する現代論理学、「ロジック」は幅広く使われているものです。時に、哲学や言語学、数学や電子工学などの様々な学問の基礎となり、時に日常のちょっとした会話や思考に役立つ知的ツールとなります。本書では、そんな多彩なロジックの世界を偉大な哲人とともにめぐります。

目次 : ロジックとは?/ 文を研究する/ 対立の四角形/ 三段論法/ 接続詞のロジック/ ライプニッツの法則/ 背理法/ 新オルガノン/ フレーゲの量化詞/ 文脈の原則〔ほか〕

【著者紹介】
ダン・クライアン : ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで哲学を修める

シャロン・シュアティル : イスラエルのオープン大学で哲学を教えている

ビル・メイブリン : ロンドンデザインプラクティスの情報デザインワークショップのシニアパートナー

田中一之 : 1955年、東京に生まれる。カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了。Ph.D.現在、東北大学大学院理学研究科教授。専門は数学基礎論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミエル

    翻訳物。言語も記号のひとつ、形式言語としてゴリゴリの理系にあたる論理学の素。これを数多の天才学者がつくりあげ発展させたのが、現代には不可欠なAI技術だよと言う切り口で始まる。後半は論理学ではおなじみのパラドクスなどの解説がメイン。やはりゲーデルとアランチューリングが群を抜いている印象かな?主旨とはズレるけど、読書家が愛する情緒あふれる言葉や心に刺さる言い回しとはかなり別の世界の内容だけど、みんなの大切な言語はそんな界隈でも生きてるんだなと思い至る。やたらと「言葉は偉大」と胸が熱くなった笑

  • ゲオルギオ・ハーン

    イラスト付かつ1Pあたりの文章量が少ないながら濃い内容で論理学の世界を紹介している一冊。論理学と堅苦しく考えず、帯に書いてあるとおり、ツールとして楽しんで読むと苦もなく読む進められました。個人的に楽しめたのはさまざまなパラドクスとそれの克服についての試行錯誤です。「私は嘘をついている」という自己言及のパラドクスのややこしさ、砂山のパラドクス(一粒を取り除いても山は維持されるが、それがずっと繰り返されると山ではなく砂になる)の不思議さは読んでいて面白かった。

  • ykshzk(虎猫図案房)

    論理学って何?のレベルで、恐る恐る読み始めたが大丈夫、読めた。数学や科学も一見、数をいじくっているようで、実は言葉の学問なのかもと思えた。だとすると、文系・理系と二分する思い込ませ(特に子どもに)は、どうなんだろうと思えてくるが。アリストテレスからチョムスキーまで、ご本人がイラスト付きで登場して説明してくれる。一番の収穫は、ゼロとイチの「論理ゲート」の話。自動販売機で欲しい商品のボタンを押してそれがどうやって出て来るのか、考えても見なかったが、仕組みが分かったこと。これは、チューリングが説明してくれる。

  • calaf

    ロジック(論理学)の歴史と現在社会での応用(?)をざっと解説した本。最近の話はあまり聞いたことがなかったです。でもまだまだ確定はしていない分野でもあるようです。

  • Ujiro21

    ライプニッツの文を代数学の方程式のようにみなす試みから、ウィトゲンシュタインの真理値表。日常生活にも関連する接続詞、and/or理論ゲートで一気に引き込まれた。それぞれの内容はトピックスの紹介程度にとどめつつも、偉人達がユニークなイラストで語りかけてくれるのが面白かった。日常的に使われる言葉と数学領域、ファジーロジック検索エンジンからAI。個人的には、無味無臭で資格試験勉強のような事ばかり見てきた情報分野が一転面白い世界に変わってしまった。

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