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チューリングと超パズル 解ける問題と解けない問題

田中一之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130639019
ISBN 10 : 4130639013
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan

Content Description

このパズル、解けますか?

知恵の輪、ルービック・キューブ、帽子パズルなどなど、チューリングの作品をモチーフに、多種多様なパズルの世界を、たくさんのイラストとともに楽しく描く。通常では扱わない解けないパズルもとりあげ、その理由も論理的に解説する。

【主要目次】
はじめに
1 『頭の体操』と超パズル
2 タイル・パズルでウォーミングアップ
3 一筆書きとグラフ・パズル
4 15パズル、あみだくじ、ルービック・キューブ
5 結び目、知恵の輪、迷路
6 算木からチューリング機械へ
7 置換パズルと不完全性定理
8 決定不能なパズル
9 帽子パズル
10 「期待値は期待できない?」
11 ペグ・ソリティアと逆パズル
12 対話ゲームと不可能パズル
付録 解ける問題と解けない問題(翻訳)

【著者紹介】
田中一之 : 1955年東京に生まれる。カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了。現在、東北大学大学院理学系研究科教授。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひめありす@灯れ松明の火

    チューリングマシンって絶対どこかで勉強したけど、何だったかな?から始まった一冊です。数学〜物理学の分野とか音楽とか、全く出来ないけれども学問として純粋に好きな分野があってこれは丁度その分野でした。パズルについては頓珍漢な答えを序盤から連発してしまったけれど、数学的に美しいというのは一体どういう事か、とか、ゲーム理論的な物の考え方、とか少しは分かった様な気がしました。15パズルとか油算とかは結構理解できたので、自信が持てそうです。最後のイミテーション・ゲームは面白い様な悲しい様な、複雑な気持ちで読みました。

  • おおにし

    この本を読んでわかったことは、あるパズルが解ける問題か解けない問題かという分析ついて、自分自身あまり興味が無いという事実だ。私にとっては自力で解けるパズルか、解答を見てもちんぷんかんぷんな難解パズルのどちらしかない。それから、認証手続き時に時々歪んだ文字を見て、そのとおりに入力せよという指示をよく見かけるが、これを「逆チューリング・テスト」と呼ぶということをこの本で初めて知った。

  • gokuri

    タイル、図形、線形などの視覚的なものから、数学的、論理的なパズルまで幅広く大変刺激を受ける。 個人的には数学的についていけないパズルはともかく、論理的なパズルに歯が立たない自分がやや情けなくなる!

  • koji

    読んでいる間、ずいぶん頭をひねくり回しました。数独やウロスワードパズルでは飽き足らなくなっていたので手に取りましたが、歯が立たない問題もあり、読後も消化不良ぎみです。但し巻末のチューリングの「解ける問題と解けない問題」など、分からないなりに充実感のあるものもあり、再挑戦したい本です。あえて注文すれば、もう少し丁寧な記述と分かり易い言葉づかい(厳密さを要求したからか、門外漢の私には理解しにくいものがありました)があるとベターだったと思います。

  • オブ犬

    各種の有名なパズルについて、そのパズルの問題に解答があるのかないのかを判定する方法というのを考察するちょっと変わった一冊。後半はパズル自体は興味深かったものの、普通のパズル紹介になってしまっている気が。もうちょっと一つ一つの考察が深いものを読みたかったな、と思う。

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