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楠木正成・正行・正儀 南北朝三代の戦い 星海社新書

生駒孝臣

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065354735
ISBN 10 : 4065354730
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そのイメージはどこまで本当か! 南北朝時代という未曾有の動乱期を駆け抜けた武将・楠木正成に始まる三代の実像に気鋭の史学研究者が迫る。

【著者紹介】
生駒孝臣 : 1975年三重県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業、名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了、関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学、博士(歴史学)。現在、花園大学文学部日本史学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジュンジュン

    子供の頃大好きだった楠公(なんこう)さん。本書では楠木父子三代の生涯の復元を図る。が、残された史料は少なくほぼ太平記一択の状態。それでも長命だった正儀(三男)は比較的残存率が高いので、彼から類推して父兄の実像に迫る。忠臣から悪党まで振り幅の大きな正成、南北朝時代を駆け抜けた正行・正儀兄弟。楠木一族の魅力は尽きない。

  • あんさん

    書店で目について購入した本。ちょっと前の正行を主人公にした新聞連載小説も影響。本書は、おそらく本格的な歴史学の成果を、一般読者向けに噛み砕いたもの。南大阪(ただし泉州地域)で育ったけれど、南北朝時代の楠木正成くらいしか知らなかった。河内・和泉に支配を拡げていた楠木氏一族を通じて故郷の歴史を学ぶことができた。

  • 教科書にも載っているというのにどこか曖昧なものがある。そんな一族を掻い摘んだ新書。あまりこの時代に精通しているわけではありませんが、それでもこの新書ですらややこしさに溢れております。そんな中で伝説となった存在とその子どもたちの動向を辿り、伝説ではない視点で捉えてみれば、やっぱり伝説の面が強いという。一方で伝説ではないと手厳しい評価をされる。中々どうして味わい深いものがあるような気がします。

  • 眉毛ごもら

    みんな大好き楠木一族の本である。一応太平記は読んだんだが足利兄弟メインで読んでたので正成正行はともかく正儀のことはあんまり覚えてなかった。反省。南朝に振り回された一族だった。政治感覚が悪いわけではないので明らかにヤバいことになってるのには気づいてる気配があるのに義理や人情に縛られて自滅してるところが切ないし時代の流れに乗るのに失敗したという感じが強い。ただ戦上手の三代であったので敵味方にも恐れられてるところはありそう。正儀が北朝で厚遇されてたら後南朝の制御もしやすかったろうに幕府も逃がしたのは残念ですな!

  • 長重

    太平記ベースで、正儀のみ1次史料多めなので、そっちも引用って感じの1冊でした。 正成▪️正行は、どっかで見た話ばかりで、基礎を知ってりゃ読む意味あったかな?って感じでしたが、正儀だけは丁寧に解説されてたので、興味があるなら読んでもいいのでは?って印象。 第2章の楠木氏は何者か?って章は、まだまだ不明な事が多いです、って話を延々読まされたって気持ちになりました。

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