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10代に届けたい5つの授業

生田武志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272331130
ISBN 10 : 4272331132
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもたちを「加害者」にも「被害者」にもしないためには何が必要なのか。今の学校には何が欠けているのか。ジェンダー、貧困、不登校、障害、動物という5つの角度から、私たちが「他者」と出会うための大切な“授業”。

目次 : 第1限 ジェンダーって、結局何なの?(前編 社会とジェンダーの関係を「自分ごと」として考える/ 後編 性的マイノリティの存在から、社会と自分の関係を考える)/ 第2限 わたしたちのまわりで広がる貧困―非正規雇用、生活保護、野宿(2020年代の「子どもの貧困」/ 若者の貧困の背景―ひとり親・虐待・奨学金・発達障害 ほか)/ 第3限 不登校から学校の意味を考える(前編 不登校ってズルいですか?/ 後編 何のために学校に行くの?社会とつながるって?)/ 第4限 「自分ごと」として相模原事件を考える(優生思想の問題/ 地域で生きる/ どんな社会が生きやすいか)/ 第5限 わたしたちは動物たちとどう生きるか(前編 「家族」の動物と「食べ物」の動物/ 後編 実験動物・展示動物・野生動物・震災と動物)

【著者紹介】
生田武志 : 1964年6月生まれ。同志社大学在学中から釜ヶ崎の日雇労働者・野宿者支援活動にかかわる。2000年、「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人文学賞評論部門優秀賞。2001年から各地の小、中、高校などで「野宿問題の授業」をおこなう。野宿者ネットワーク代表

山下耕平 : 1973年、埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール「東京シューレ」スタッフを経て、1998年『不登校新聞』創刊時から8年間、編集長を務めた。現在は、NPO法人フォロ理事、同法人の運営する居場所「なるにわ」コーディネーター、関西学院大学非常勤講師など

松岡千紘 : 1985年、大阪府生まれ。大阪大学大学院法学研究科招へい研究員、大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員。専攻は憲法学・ジェンダー法学

吉野靫 : 立命館大学生存学研究所客員研究員。身体改変にともなう医療事故と裁判をきっかけにトランスジェンダー研究を始める

貴戸理恵 : 関西学院大学社会学部教授、「生きづらさからの当事者研究会」コーディネーター。専門は社会学、不登校の「その後」研究

野崎泰伸 : 1973年、兵庫県尼崎市生まれ。立命館大学大学院人間科学研究科非常勤講師。専攻は倫理学・障害学

なかのまきこ : 1968年仙台生まれ。1988年ひげとしっぽproject設立、動物と人の共生を考える活動をスタート。その後、2000年に麻布大学獣医学部を卒業し、獣医師免許取得。卒後は各種動物活動にかかわり、現在は農業関連の会社勤務や短大の非常勤講師などをしつつマイペースで活動・執筆続行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナミのママ

    「ジェンダー」「貧困」「不登校」「障害」「動物と人との関係」5つのテーマを学校の授業のように取り上げた一冊。知っているけどきちんと説明できない事ばかりだ。さらに「メディアで言葉だけを耳にし正確な意味がわかっていない」「文芸作品で片方のみ取り上げられ共感を誘導されている」と感じていたので社会問題を知る良いきっかけになった。各章の最後に詳しい関連図書の紹介も掲載。巻頭の目的に「子どもたちを加害者にしない」とある。日本では被害にあわない事を教える方に力を入れがちだが、こちらの方が大切だと思う。

  • おさと

    10代じゃなくても届けて考える必要のあることばかり。

  • Pon

    星3

  • Miki Shimizu

    ジェンダー、貧困、不登校、優生思想、動物の幸せについてそれぞれの著者が熱く語った本。十代に考えて欲しいテーマってことかなー。ぐぐっとこなかった。なんとなく。

  • いち

    答えのない問題って、何回考えてもわからないけれど、何回も考えることに意義があると思う。 家畜動物について、聞くたびに減らそうと思うけれど、時間的にとか、健康的にとか、いつも戻ってしまう。無理なく減らせるように、ゆるゆると探っていこう。まずは豆料理のレパートリーを増やすことから。

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