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ISBN 10 : 4642039414
Content Description
早稲田大学の前身・東京専門学校を卒業し、イェール大学大学院で歴史研究に邁進した朝河貫一。恩師や学友と交わした書簡から彼の学問・思想の形成過程を分析する。早稲田大学出身者の進路、日米間の書籍の購入・収集、欧米の人文学に関わる情報交換などを論究し、新発見の坪内逍遙宛書簡の翻刻を収録。朝河のより鮮明な人物像と学問交流の実態に迫る。
目次 : 第1部 書簡を通してみる朝河貫一の学問(朝河貫一の歴史学への開眼―ダートマス、イェールにおける知的形成―/ 朝河貫一から坪内逍遙への書簡―早稲田大学演劇博物館所蔵資料の紹介を中心に―/ 朝河貫一と東京専門学校/ 朝河貫一と文学―バイロン・坪内逍遙・関戸信次―/ イェール大学における朝河貫一の蒐書活動―書物をめぐる人びとの交錯―)/ 第2部 坪内逍遙宛朝河貫一書簡翻刻(和文書簡翻刻/ 英文書簡翻刻/ 付表 坪内逍遙宛朝河貫一書簡(早稲田大学演劇博物館所蔵))
【著者紹介】
甚野尚志 : 1958年福島県に生まれる。現在、早稲田大学文学学術院教授、朝河貫一博士顕彰協会会長、博士(文学)
藤原秀之 : 1963年東京都に生まれる。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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