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創価学会の研究

玉野和志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062879651
ISBN 10 : 4062879654
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

勤行、教学、折伏、財務…。学会員の日常とは。保守化・巨大化した組織の行方は。現世的幸福の追求、強烈な上昇志向の創価学会について、社会学者が知られざる実像に迫る。批判でも賞賛でもない、初めての学会論。

【著者紹介】
玉野和志 : 1960年石川県金沢市生まれ。東京都立大学人文学部卒。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京都老人総合研究所、流通経済大学を経て、首都大学東京人文科学研究科社会行動学専攻社会学分野教授。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    創価学会の研究。玉野和志先生の著書。創価学会の歴史や創価学会と日本社会の関係をわかりやすくまとめた良書です。

  • ベンアル

    ブックオフにて350円で購入。創価学会は日蓮宗を引き継いだ宗教であり、朝夕の勤行と月1回の座談会がメインで、学会員の寄付で活動している。戦後は他宗教の仏壇の焼き払い、熱心な勧誘、批判的な出版の差し押さえがあり、日本社会から嫌われていたが、今は落ち着いている。中立的に概要や歴史についてまとめられており良かった。

  • 魚京童!

    わからんなー。

  • (k・o・n)b

    創価学会の教義についての宗教学的な研究ではなく、創価学会という組織が社会でどのような位置を占めるのか?創価学会を通じて見える日本社会の特質とは?等の点について、社会学の視点から切り込む一冊。この視点が斬新でまず面白い。「真」よりも「利」を優先する現世利益重視なスタンスに、座談会等で居場所を与えるメカニズムが加わり、戦後創価学会は労働者層を組織することで勢力を培ってきたという。この層が共産党支持層と被っていたため長く対立してきたこと、現在の自民党支持層と補完的な関係にあり自公連立が必然とも見なせること等→

  • KJ

    世界に唯一人でも救われたと感じる人間が居れば宗教に存在する意味はある。毎日の具体的な行為を通して生活のリズムを維持する。他者と苦悩を共有する事で孤独を癒す。外部に危害が無ければ創価学会の幸せにするシステムは合理的とも思える。御利益第一主義との批判もあるが幾ら高尚でも誰も救えなければ価値が無い。利益誘導型の政治で格差の是正を図って来た戦後の自民党は小泉改革を経て富裕層中心に舵を切る。切り捨てられた中間層の補完を公明党が担うとすれば現在の自公連立の構図も理解出来る。異なる階層が平等に暮らす為の思想が問われる。

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