Product Details
ISBN 10 : 4634548542
Content Description
日本の美術史上、琳派の巨匠として知られる酒井抱一。姫路藩一五万石の上流武家に生まれながら、出家をへて江戸の市井に生きる美の文人となった。近世の地図を手掛かりに、その足跡をたどるとき、浮かび上がってくるのは日本橋界隈、本所、下谷など江戸の中心地域における文学や美術の隆盛と、朱引線外の宿場や農村への広がりである。近年つぎつぎと発掘される最新の情報をまじえ、抱一とともに、現在の東京の地下に息づく二〇〇年余り前の江戸の市街や郊外を、そぞろ歩きすることにしよう。
目次 : 大江戸にあそぶ文人、抱一の足跡/ 1 譜代大名、酒井家に出自して/ 2 朱門=大名屋敷から、白屋=侘び住まいへ/ 3 江戸文人社会の成立と抱一/ 4 東西交流―京から江戸へ、江戸から京へ/ 5 地域交流―御府内から朱引線の外へ/ 雨華庵の記憶
【著者紹介】
玉蟲敏子 : 1955年生まれ。東北大学大学院博士課程前期修了、博士(文学)。専攻、日本美術史。現在、武蔵野美術大学造形学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
コットン
読了日:2018/08/27
恵美
読了日:2021/08/13
水道
読了日:2021/03/28
寿里子
読了日:2021/10/19
K
読了日:2018/11/26
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

