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ユーラシア大陸興亡史 ヨーロッパと中国の4000年

玉木俊明

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582441222
ISBN 10 : 458244122X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ユーラシア大陸4000年の興亡を繙きながら、流通史の視点から「ヨーロッパ」と「中国」を対比。グローバルヒストリー研究の最新成果を駆使し、その歴史と未来をダイナミックに読み解く。

【著者紹介】
玉木俊明 : 京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。博士(文学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くものすけ

    歴史の教科書の復習というよりは。もっと高所から見下ろした俯瞰的な歴史で、非常に分かり易く興味深く読む事が出来ました。超特急でおさらいする歴史でしたが、著者の論点は15,6世紀以前は世界的に文化・経済でトップにいたのは中国、一方ヨーロッパ地区は高緯度で農産物も乏しく、豊かでは無かったと…海外進出が始まり植民地化により膨大な富を築く事が出来たことが逆転に繋がったと…また、盛んに戦費を賄う「国債」の発行、そして平時の謝金の返済というシステムが中国にあればまた違った世界になっていたかもという仮定も興味深かった…

  • kentake

    ユーラシア大陸の東西に位置する中国とヨーロッパについて、同じ時代の両地域を対比しつつ、文明の形成期から現代に至るまでの歴史の流れを概観した内容。 現代の文明社会はユーロッパを中心に発展してきたと言えるが、ヨーロッパで産業革命が起こるまでは、一貫して中国の文明の方がヨーロッパを上回っていた点がよく分かる。漢の時代の中国の財政政策は当時の世界最先端にあり、仮に漢が「国債」のシステムを取り入れていたら、18世紀のイギリスの経済政策と比べても遜色ないものであったというのは驚きである。

  • アジサイ

    イギリスは産業革命によって世界最大の工業国になったが、19世紀末アメリカやドイツに取って代わる。だが海運力、金融力により世界経済の覇権国家になっていった。その源泉は電信だったというのは考えが及ばなかった。従来情報の伝達は人が運ぶしかなくスピードはそれと同じだが、海底ケーブル(イギリスとオランダに敷設したのが1851年!)により、圧倒的な情報優位者になり、多数の異文化交流圏を築き、莫大なコミッションフィーを得るのである。

  • かばん

    中国が海洋国家になろうとしてる理由がわかった

  • Teo

    装丁が立派だったので中身も期待したのだがとんだ期待外れだった。全体の2/3にあたる第7章迄は高校の世界史の教科書を読み直してる内容だった。その後も「万暦十五年」「リオリエント」みたいな転機を考察する内容としては弱い。第8章以降だけを掘り下げた物にして欲しかった。

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