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セーフティネットと集団 新たなつながりを求めて

玄田有史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296118113
ISBN 10 : 4296118110
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

労働経済学、社会保障、労働法、人事管理の気鋭の専門家が、コロナ禍が浮き彫りにした生活や雇用の課題をもとに、今求められるセーフティネットと集団の姿を明らかにする。本当に困っている人に必要な安全網とは?

目次 : 序章 安全とつながりの手応えを得るために/ 第1章 雇用のセーフティネットを編む―中間層に届かない支援/ 第2章 生活のセーフティネットを編む―誰もが利用できる安全網へ/ 第3章 セーフティネットの基盤を考える―必要な人に制度を届けるために/ 第4章 職場の新たな「つながり」と発言―多様性のジレンマを乗り越える/ 第5章 セーフティネットとしての集団―法と自治の視点から/ 第6章 ドイツの事例に学ぶ―「限界ギリギリのデリバリー運動」とは/ 終章 これからのセーフティネットと集団のあり方

【著者紹介】
玄田有史 : 東京大学社会科学研究所教授。専門は労働経済学。主な著書に『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞出版、第45回エコノミスト賞他)、『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、第45回日経・経済図書文化賞他)、編著書に『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』『仕事から見た「2020年」』(以上、慶應義塾大学出版会)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • takao

    ふむ

  • お抹茶

    コロナ禍を経て,雇用保険で支えきれない層への救済方法や労働組合の役割を再考する。雇調金の特例措置の根本的な問題は縮小・停止の出口戦略が予め定められていなかったことだが,雇用保険から漏れ落ちた者達のためのものであるが使い勝手の悪かった求職者支援制度に特例措置ができたのは特徴。生活困窮者自立支援制度の対象にならず,単に非正規雇用だったために失業給付の受給資格がないような層への所得保障は足りない。生活のセーフティネットとして,生活困窮者にとどまらない住宅手当の新設が望ましいと主張する。

  • 柿崎大地

    労働組合よりの話を期待していたが、正確困窮者層をメインに取り扱った本だった。正直、社会制度について議論や考察をしても作り上げる立場にもなく、今のところは利用する事もないので、生活に活用できる知識は前半の項目にはなかった(焼きが回って非正規雇用になることも考えられなくないが…)。しかしながら本書を読んでいる最中で、弊社で働く非正規雇用者の稚拙な惨状を目の当たりしていると彼等のセーフティネットは、正規雇用からしたら我々を守る檻なのかもしれないと考えた。学識を備えた人格者達が、頭を凝らしてここまで困窮者を

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/dcf8094d-de23-4e7e-91bb-33b3f6081b8b

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