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天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート 2 アルファポリス文庫

玄武聡一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434259401
ISBN 10 : 4434259407
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自分の理解できないサイコパスに会いたい――。そう願ってサイコパスの研究を続ける月澪彩葉(つきみおいろは)。彼女はその専門を生かし、警察の事件捜査にも協力していた。だがあるとき、サイコパスの犯行ではあるが、動機が全くわからない殺人事件に遭遇してしまう。第二、第三の凶行が続く中、事件解決の鍵となるのは、見ただけでサイコパスを見分けられる「共感覚」の持ち主、北條正人(ほうじょうまさと)だった――

【著者紹介】
玄武聡一郎 : 2017年に連載した「サイコパスの狂奏曲―だから僕は考えるのをやめた」が第10回ミステリー小説大賞で大賞を受賞。翌年、同作品を「天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート」に改題し、書籍化デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • らび

    あの事件から2年の時を経て北条君は裁判で無罪となり今は月澪のもとを離れ何故かアクリル板に囲われた白い部屋に軟禁状態に・・。このまま社会に放り出すには危険だというけれどあの部屋に閉じ込められていいように実験材料にされても、普通なら狂ってしまいそうなのが北条君は意外に馴染んじゃう。研究者にとってはよだれものの被験者ということなんでしょう。けどえげつない・・でもこの人が月澪とかかわっていくことでお互いにどんな化学変化が起こるのか興味は沸きます。

  • マルコ(Marco)

    相変わらず説明が難しいけど、主人公の正人は人を漫画の背景の様に本質が見える「共感覚」の持ち主。前作では真犯人に利用され、先輩の彩葉を殺しそうになるが、機転を利かして回避。事件から2年、新たな脳科学者・陽華により、危険人物として実験と称した軟禁状態に。この実験、さりげなく記すがどちらがサイコパスなのか分からない、おぞましい数々!メインは彩葉がどう正人を研究所から救うか?だが、サイコパス研究家らしい手段の為、猟奇事件の描写多め。前作と表紙が別人の様な彩葉が、全てを語る。おそらくこれで完結かな。

  • シリーズ二作目になり読みやすくなった印象。

  • 空のかなた

    1~2巻を続けて読み進むことで吸引力が倍増していく。エンディングが近づくに毎に速度が上がる。共感覚を持つ主人公の正人君の顛末が悲劇に絡みとられるのか、丹色さんの罠から抜け出せるのか!天才病理学者の月澪さんのツンデレさに加えて、2巻から登場した天才脳学者丹色さんの存在が、このシリーズの肝。殺人鬼正人君を社会から隔離するという言い張り、ハムスターのように閉じ込め、残酷至極な実験を続けていく丹色さん。正人君に恋する月澪さんが、丹波さんの悪の手から救い出すために練る策と、丹色さんの企みの攻防は読み応え大。

  • 面白かったー!

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