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新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・tpp、多様な声をワシントンへ

猿田佐世

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784420310765
ISBN 10 : 4420310766
Format
Books
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

沖縄米軍基地や原発、TPPなどについて、米議会へ働きかけを行い、政府が伝えない声をアメリカの中枢ワシントンに届けてきた猿田佐世が、ロビイングの実践から見えてきた歪んだ日米関係を明らかにする。
なぜ沖縄の声がアメリカに届かないのか。日本社会に大きな影響力を持つ「アメリカの声」はいかに作られるのか。
政府と一部の大企業による従来の日米外交を切り崩す画期的な視点!


○1 プロローグ 沖縄をワシントンに伝える
新外交イニシアティブ(ND)発足の経緯/二〇一四年稲嶺名護市長の訪米/二〇一五年翁長沖縄県知事の訪米/国防権限法から「辺野古が唯一の選択肢」を取り除く ほか
○2 日米外交に目を向けるまで
日本の弁護士として/国際NGOの取り組みから学ぶ ほか
○3 ワシントンという街でした経験
多様性に欠けるワシントンでの日本論/「アメリカの声」として伝えられたもの/「知日派」 ほか
○4 既存の日米の外交チャンネル
影響力を増すシンクタンク/ワシントンの拡声器効果/メディアによる「情報の選択」/大使館からの情報 ほか
○5 日本政府や日本企業とワシントン
米シンクタンクへ資金提供する日本政府/日本企業からの資金提供/ワシントン神話 ほか
○6 アメリカに声を伝えるということ
「アメリカ」とは誰か/文化の違いを見誤れば、失敗する/アメリカでの伝え方 ほか
○7 日米原子力エネルギープロジェクト
福島原発事故後のワシントン/斜陽のアメリカ原発産業/日本の再処理についてのアメリカからの懸念/日米原子力協定――日本はアメリカに従属しているのか ほか
○8 様々な声を政策に反映するために――NDのプロジェクト紹介
ワシントンに通用する議論を/辺野古オルタナティブプロジェクト/地位協定の国際比較プロジェクト ほか
○9 ワシントンや外交の可視化を
オール沖縄/ワシントンから日本・東京を変える/結語・外交にも民主主義の反映を ほか
○新しい外交とは ND評議員からのメッセージ
山口二郎/鳥越俊太郎/柳澤協二/屋良朝博/マイク・モチヅキ


●著者プロフィール
猿田佐世(さるた さよ)
新外交イニシアティブ事務局長。弁護士。1977年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後タンザニア難民キャンプでのNGO活動などを経て、2002年に日本にて弁護士登録。アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ等の国際人権団体で活動。2008年にコロンビア大学ロースクールにて法学修士号を取得し、2009年にアメリカ・ニューヨーク州弁護士登録。2012年にアメリカン大学国際関係学部にて国際政治・国際紛争解決学修士号を取得。2013年にシンクタンク「新外交イニシアティブ」を設立。ワシントン在住時から現在まで、各外交・政治問題について米議会等で自らロビイングを行うほか、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施している。

【著者紹介】
猿田佐世 : 新外交イニシアティブ事務局長。弁護士。1977年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後タンザニア難民キャンプでのNGO活動などを経て、2002年に日本にて弁護士登録。アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ等の国際人権団体で活動。2008年にコロンビア大学ロースクールにて法学修士号を取得し、2009年にアメリカ・ニューヨーク州弁護士登録。2012年には、アメリカン大学国際関係学部にて国際政治・国際紛争解決学修士号を取得。2013年にシンクタンク「新外交イニシアティブ」を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • templecity

    米国の声を借りて与党がしたいことを言わせるというのはあるかもしれないが、少し左寄りの書である。米国は政権が変わるとスタッフも変わるが、その人材の供給源はシンクタンクである。日頃、知日派と良く付き合っておかないと一面だけの米国の声となってしまう。

  • kuronyann

    わかりにくいところもあったが参考になった。相手にわかってもらうためには友人関係を作り意思疎通をはかれと言っているように思えた。そうあったほうが良いかもしれないが基本はそこではないのでは。ファーストネームで呼び合おうが何回食事を共にしようが相手の間違った言い分を指摘する能力がなければ局面を正すことができないのはこれまでも見聞してきたことだ。日本はアメリカから独立しているのか?の疑問を発する人たちが増えてきたようだ。報道機関は高をくくっているようだがいつかそれに気づく人々が多数を占める日が来るように期待する。

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