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山口組分裂と国際金融 インサイダーが明かすヤクザとカネと世界経済の関係

猫組長

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198642976
ISBN 10 : 4198642974
Format
Books
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヤクザ社会の変容はなぜ起きたのか?金脈をめぐり内外で繰り広げられる熾烈な駆け引きの裏側。

目次 : 第1章 ヤクザとシノギの今(「暴力」こそがすべての根源だ/ 企業恐喝という虚業は不安定 ほか)/ 第2章 金融ヤクザの栄光と挫折(名跡「竹中組」の高い戦闘力と経済力の関係/ 金融ヤクザのファイナンス ほか)/ 第3章 ヤクザの海外投資の実態(第二次金融ビッグバンから海外投資に関わる/ 原油取引で大儲けした手口 ほか)/ 第4章 カネから見た山口組分裂の真相(山一抗争終結が生んだ山口組の変質/ 近代合理主義VS保守本流 ほか)/ 第5章 激変する国際金融とヤクザの将来(追い詰められるヤクザ/ 日本の金融規制の裏側と今後 ほか)

【著者紹介】
猫組長 : 元山口組系組長。兵庫県神戸市出身。大学を中退後、不動産会社に入社し、その後、投資顧問会社へ移籍。バブルの波に乗って順調に稼ぐも、バブル崩壊で大きな借金を抱える。このとき債権者の1人であった山口組系組長を頼ったことで、ヤクザとしての人生が始まり、仕手戦やインサイダー取引などを経験。山口組分裂直後、「ツイッター組長」として情報をツイッターで発信し続けたことで話題となった。2015年に引退して堅気になる。タックスヘイブンにも複数の会社を保有しており、金融や経済の裏事情に精通している

渡邉哲也 : 作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 緋莢

    図書館本。山口組系の元ヤクザである猫組長と、経済評論家の渡邊哲也の対談本。まずは、猫組長によるヤクザについての基礎知識(金融ヤクザや武闘派という種類やシノギの見つけ方等)から始まり、山口組分裂をカネ”から見た場合の真相や、ヤクザによる海外投資の実態などを語っています。 <金融ビッグバンで何が変わったかというと、投資顧問業やファンドなどの許認可の取得ができるように なったことです(続く

  • Honey

    山口組、ヤクザ、暴力団…よく聞く単語でも、ぼんやりとしか知らなかった世界が、かなり分かった気がしました。そして、国際的な金融経済の流れとも連動している様子が、興味深い。というか、曲がりなりにも?筋を通す”ヤクザ”は縮小し、何の節操もない不良やグローバルマフィアみたいな勢力が拡大?あっちもこっちも、息苦しい世界になってしまっているような…やはり、日本古来のもっとゆったりした文化を世界に広めていかないと!

  • チョビ

    今日も神戸が騒がしいですが、山口組の分裂は現在の政治経済の動静と切り離せないことを知ることは重要。またトランプ政権と神戸山口組の思想がシンクロしていることを理由に名古屋はいずれ…と願っている猫組長さんの意外な情緒と、世界を股にかけた経済ヤクザとして活躍をしていた姿は痛快。思うにヤクザは必要悪ということ。敬意を表せば悪いことにはならないのに、犯罪者扱いするから異常事態があれこれ降ってくるような気がした。今更いい時代に戻れるわけではないし、司組長のやってることは時代にあってるけど、なんかねーと思わせる。

  • 幸冬

    猫組長の対談形式。 暴力がヤクザの基本で、暴力を背景にスピードある経営判断できるとかはなるほどと思った。 原油との関連など、経済ヤクザはいろいろ手を出してるんですね

  • 蛭子戎

    山口組の歴史とマネーロンダリングの話。高度成長期に正業で儲けた金を海外で運用していたとか。タックスヘイブンにはイギリス系とアメリカ系があってイギリス系はダメになりつつあってその良い例がパナマ文書だとか。そんな感じの刺激的な話が多かった。猫組長がメキシコ行ったときのメキシコマフィアの話は怖かったw

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