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目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

狩野博幸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784096070079
ISBN 10 : 4096070076
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2000
Japan

Content Description

江戸時代中期の京都の画家、伊藤若冲。「若冲の前に若冲なし、若冲の後に若冲なし」といったたとえがぴったりの孤高の存在の彼の絵は、色彩の美しさ、細密な描き方でつとに知られている。本書では、彼の代表作『動植綵絵』30幅をすべて詳細に紹介。近年とみに彼の絵が注目を集めているのは、執拗なまでに細部にこだわった描写もさることながら、絵の題材となる動植物を画面の中にいかに配置するかという、いわばデザインセンスが卓越しているからにほかならない。また、このたび70年ぶりに発見され、全貌が誌上初公開される絵巻物『采虫譜』も本書の目玉のひとつである。若冲の描写力、デザイン力、構図のすごみがひしひしと伝わる待望の一冊です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆか

    復習です。本の方が、ゆっくり詳しく見られます(本末転倒(^-^;)プライスコレクションの説明書きに「ロサンゼルスへゆくなら、ユニバーサルスタジオもよいが、ぜひともロサンゼルスカウンティ美術館へ立ち寄ることをおすすめする」とあります。ユニバーサルスタジオいっちゃったよ(>_<)だってまだ日本になかったんだもの。後悔先に立たず。次にロスに行くことがあれば(そんな日は来るのかしら?)カウンティ美術館行きたいです。山田五郎さんは若冲はカエルを描くのが苦手では?とおっしゃってましたが、私は好きです。「池辺群虫図」

  • 読書ニスタ

    若冲 仙人掌群鶏図の左から2枚目が好きかな。引手に手を置くと突つかれそう。大阪府豊中市の西福寺所蔵で毎年11/3に公開するらしい。濃い色使い、細やかな書き込み。写実的なのに、奥行きがなく、2次元にデフォルメされている。日常に潜む切り取られた一瞬の中に、作者の悪意に気付いた時の驚きは古典の醍醐味だけど、若冲は、わかりやすいようで、どうなんでしょうねぇ。ニワトリと目を合わさないように、引手に手を置くことを夢想する、勝てる気しないけど。

  • sofia

    数年前に若冲展があったときは洋画や現代アートばかり見ていて、若冲はマイブームではなかった。名古屋で江戸時代の歴史文化美術に興味が出てきて、「皇室と香川展」で動植綵絵の「向日葵雄鶏図」「芍薬群蝶図」を見てのこの本。色鮮やかで迫力があって苦しい。いろいろな動植物がいるがこれは博物図譜とは別物だ。最後に載っていた「菜虫譜」に変なマンガのようなカエルさん見つけた。

  • sibarin♪

    ちょっと残念感。この本では若冲の絵の細やかさがわからない。「平面な印刷物」になり載っている。今にもユサユサ揺れそうな雄鶏の尾・鸚鵡の羽のふわふわ感などがあまり感じられない。ただ、若冲の人物像を知るにはいい一冊でした。もう一度実物の『動植綵絵』を見たいな。

  • てんちゃん

    迫ってくるような迫力。若冲すごいなぁ。久しぶりに生で見たくなった。

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