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方法論的個人主義の行方 自己言及社会

犬飼裕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326653577
ISBN 10 : 4326653574
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan

Content Description

単なる方法であるはずの「個人主義」が、なぜ人々の思考をこれほどまでに拘束するのか。ウェーバーの中で極限に達したひとつの思考様式こそが社会学を呪縛し続けているのではないかという問いへの新たな深化がここに。

【著者紹介】
犬飼裕一 : 1968年愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。北海学園大学経済学部教授。社会学理論、歴史社会学、知識社会学、日本文化論。『マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開』(ミネルヴァ書房、2007年)(2008年度日本社会学史学会奨励賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽん教授(非実在系)

    方法論的個人主義、のフィクション性をデカルト・カント式神学であると著者は解析する。自由や責任の概念を発達させてきた近代を良いものだとは思わないウェーバーと、良いものだと思うギデンズとハーバーマス、という違いこそあれ、両者は共に同じ神学を信じてきた。ブルデュー、フーコー、ルーマンといった自己言及・システムを見る論者だけがそうした神学から自由であった。ここまでくれば『責任の虚構』につながってくることが容易に見える。

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