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三富新田風土記 耕田林園から世界農業遺産へ

犬井正

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784878914935
ISBN 10 : 4878914939
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
犬井正 ,  

Content Description

埼玉県武蔵野地域は今でも、年単位の時をかけて作った落ち葉堆肥を用いて、露地野菜の栽培で持続的に高い収益をあげている。手間と時間がかかるが土と土壌微生物を大切にする持続的農法として、今も後継者に脈々と受け継がれている。
世界農業遺産に認定されたからといって、武蔵野地域の落ち葉堆肥農法を、「絶滅危惧農法」としてとどめ置くのではなく、その特徴と有効性を世界中にアピールするまたとない機会とすべきだ。そして、今後もこの森林と共存する農法を実践し続けることによって、土壌侵食や砂漠化、地球温暖化などによって引き起こされている世界の食糧問題や環境問題を乗り越えられる可能性があることを、世界に向けて大いに発信していくべきである。
ーあとがきより

【著者紹介】
犬井正 : 1947年東京都生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了、理学博士(筑波大学)。獨協大学経済学部教授、経済学部長、学長を経て、獨協大学名誉教授。専門は農業・農村地理学、地域生態論。第16回「本多静六賞」受賞(埼玉県、2023)。瑞宝中綬章受章(2025)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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