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ISBN 10 : 4788517000
Content Description
ハーン=小泉八雲が見つめつづけたものを、ウィリアム・グリフィス、イザベラ・バード、キャサリン・サンソム、さらには柳田國男、柳宗悦、芥川龍之介、林芙美子など幾多の視線が交錯するなかに浮かび上がらせる。
目次 : 1 ハーンとグリフィス―日本の“心”を求めて(ラフカディオ・ハーンが見た寺と神社の風景/ 神社の姿―“A Living God”とケルトの風/ グリフィスからハーンへ―“In the Heart of Japan”/ 棚田の風景―「蛍姫の求道者」と「雷の子」)/ 2 それぞれのハーン―日本近代の思考の形(「人形の墓」―ハーンと日本の近代/ 『遠野物語』―柳田國男とハーン/ 一大正知識人の朝鮮人像―柳宗悦の民藝運動とハーン/ 「南京の基督」―芥川龍之介とハーン/ 「雪女」の“伝承”をめぐって―口碑と文学作品)/ 3 “異国”を見つめる(夕暮れのアイヌ、伊勢の夕闇―イザベラ・バードの『日本奥地紀行』/ 赤裸々の人間讃歌―キャサリン・サンソムの東京時代/ 熱帯の幻影―林芙美子『浮雲』)
【著者紹介】
牧野陽子 : 1953年、東京生まれ。成城大学名誉教授。東京大学教養学部教養学科イギリス科卒業。同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Masahiko Takeda
読了日:2021/01/04
茨木あき
読了日:2023/01/29
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