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不動産の未来 マイホーム大転換時代に備えよ 朝日新書

牧野知弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022951625
ISBN 10 : 4022951621
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“令和不動産ショック”到来!変わりゆく日本の住まいの選び方とは?住宅マーケットに地殻変動が起きている。都心で異常な高騰が続く一方、郊外衛星都市への移住も進み始めた。こうした変革期に対応するには、昭和平成脳を捨て、これからの住居や街の価値創造を捉え、変化に適応していくことが必要だ。第一人者が放つ、不動産の「新常識」読本!

目次 : はじめに 日本沈没にみる不動産の未来/ 第1章 不動産大転換/ 第2章 民族大移動―変わりゆく都市と街/ 第3章 相続大異変/ 第4章 多元化する不動産―地政学、安全保障、エネルギー、DXの影響/ 第5章 災害に備えよ/ 第6章 不動産投資の虚妄/ 第7章 不動産の未来/ おわりに 時代は動く、未来は変わる

【著者紹介】
牧野知弘 : 東京大学経済学部卒。第一勧業銀行(現:みずほ銀行)、ボストンコンサルティンググループを経て、三井不動産に勤務。J‐REIT(不動産投資信託)執行役員、運用会社代表取締役を経て独立。現在はオラガ総研株式会社代表取締役としてホテルなどの不動産プロデュース業を展開。また全国渡り鳥生活倶楽部株式会社を設立。代表取締役を兼務。講演活動に加え多数の著書を執筆している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ころこ

    リモートワークとワンルームマンションの利用価値に目を付けた「多拠点居住」は説得力があると思います。とはいえ、東京の圧倒的優位性の程度が前提となっているだけで、既に東京都心部に拠点があれば、その有利さは変わらないということなのでしょう。全体に未来的な流行の言葉が並んでいますが上滑り感があり、若者が読んで真に受けるので罪だなと思います。他方で不動産の私権制限に対する提言は評価できます。

  • チャーリブ

    東京五輪の選手村に建設された晴海フラッグが人気の物件になっているという。坪単価300万円前後という金額は、周辺相場からすれば割安というが普通の会社員が手を出せる金額ではない。一体どういう人たちが殺到しているのだろうか。本書によると、国内外の投資家、富裕層、パワーカップルなどらしいが、とりわけ相続対策で購入する高齢富裕層が少なくないようだ。ただ彼らの楽観的目論見は「安いニッポン」の将来を重ねて見ると大きく外れるだろう著者は分析している。空き家問題など日本の「不動産の未来」については他人事ではないかも。○

  • ほよじー

    ★★★★「みんなが買ったんだから自分も家を買うのがあたり前」という昭和平成脳の理屈は今後通用しなくなる。住宅ローンを手持ち資金10%程度で目一杯借りるリスク。資産価値の10%低下で債務超過するも借入金(元本)はさほど減らず事実上ローン破綻に。今は都心のマンションは投資家や富裕層の相続・節税対策のため高値に。一般庶民は多額の夫婦ローンを組んで購入してはダメ。今後、相続で中古物件の売却・賃貸が激増する。タワマン節税は破綻する。都心で進むマンション空き住戸問題。

  • でんすけ

    著者の問題提起は幅広く、的確だ。少子高齢化、人口減少、DX、働き方改革など、社会の変化はいまや不動産のあり方を変えようとしている。都心にのオフィスビルは、DXや働き方の変化で需要が先細りする。減っていく人口は上昇し続ける住まいの値段を下げてゆく。高齢富裕層の節税のため作られたタワマンは、いままで値段の上昇を続けてきたが、高齢者が亡くなり買い求める理由がなくなってくれば、高額なリセール物件も出口を失う。適正な価格にいずれ落ち着き、社会の変化とともに新たな不動産の活用方法を模索していくことになる。

  • JYHS

    人口減少→相続・空家問題→中古物件大量供給→物件価値下落

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