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回顧録 下 中公文庫

牧野伸顕

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122065901
ISBN 10 : 4122065909
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オーストリア公使の勤務を終えた著者は、文部大臣、枢密顧問官、農商務大臣などを経て外務大臣となる。日本外交の黎明期ともいうべき時期に敏腕をふるい、第一次大戦後のパリ講和会議にのぞむ。近代日本のオーラル・ヒストリーの白眉。年譜・人名索引つき。

目次 : 文部大臣時代/ 枢密顧問官時代/ 農商務大臣時代/ 明治天皇の崩御/ 外務大臣時代/ 第一次世界大戦/ 巴里媾和会議について

【著者紹介】
牧野伸顕 : 文久元年(1861)、鹿児島県に生まれる。大久保利通の次男で、牧野家の養子となる。岩倉具視の使節一行に従って渡米留学し、明治23年、外務省に入る。以後、県知事や、公使、文相、枢密顧問官、農商務相、外相の要職を経て、第一次大戦のパリ講和会議には西園寺公と共に全権となる。のち宮相、内相を歴任し、元老的役割を果たす。その後、二・二六事件で襲われたが難を免れた。昭和24年(1949)没。八十八歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • バイオ燃料

    上巻に続き、1906年の文部大臣からパリ講話会議までの回顧談。文部大臣時代や農商務大臣時代の出来事も興味深いが、やはり外務大臣時代とパリ講話会議が下巻の肝だと感じる。大戦後まで生き、戦間期は国際舞台で活躍した著者の回想はやはり熱量をもち、生き生きとしたイメージを与える。また、21ヶ条の要求や国際連盟などは、今の評価とは全く異なる見解を持っており、戦前に生きた人の考えとのズレを味わえる。日本史では学ぶ機会の乏しい著者だが、戦前の日本の姿を知る上では良き本だと思う。

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