Books

象の鼻から言語学 主語・目的語カメレオン説

牧秀樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758923842
ISBN 10 : 4758923841
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
牧秀樹 ,  

Content Description

本書は、三上章(1960)『象は鼻が長い』を出発点として、言語学の問題「主語・目的語って何だ?」に取り組みます。調査の結果、日本語の主語も目的語も、「カメレオン」でした。カメレオンが周囲の色に応じて体の色を変えるように、主語も目的語もさまざまな助詞をかぶって変装しています。さらに、小・中・高の国語・英語の教科書も調査し、「主語・目的語の教科間の揺らぎ」や形容詞・副詞の謎も明らかにしていきます。

目次 : 1章 日本語の「象は鼻が長い」―三上章氏の主張の最短要約/ 2章 世界の言語の「象は鼻が長い」―そんなにあるの?/ 3章 日本語の主語の問題―主語はカメレオン/ 4章 日本の教科書の中の「目的語」―日本語には、目的語があるの?/ 5章 日本語の目的語の問題―おぬしもカメレオン!/ 6章 日本語の形容詞の問題―活用か環境か/ 7章 カメレオン発見テスト―んだってテスト・のはテスト・にへテスト・数字テスト/ 8章 おわりに―混乱を減らすために

【著者紹介】
牧秀樹 : 岐阜大学地域科学部シニア教授。1995年コネチカット大学にて博士号(言語学)を取得。研究対象は、言語学と英語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 2h35min

    何かと批判の多い「学校文法」に対する、新しい提案の本と言える。中高で学習する英語や漢文との整合性から、新しい現代日本語文法の形を提案している。一応専門書の部類に入ると思うのだが、キャッチーで読みやすい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items