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抜刀復讐剣 居合の開祖・林崎重信

牧秀彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784059002208
ISBN 10 : 4059002208
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2003
Japan

Content Description

天正元年、林崎甚助重信は母の墓参りのため、十一年ぶりに出羽の地を踏んだ。しかし、そんな重信を怪しい影がつけ狙り、誅殺せんとする。それは、かつて重信が父の仇として討ち果たした坂上主膳の息子であった。一方、最上家では義光暗殺の謀が渦巻き、織田、伊達家の思惑も絡んで一触即発の危機を迎える。これに香取神道流を極めた片倉式部、小十郎父子が敢然と立ち向かった。今、憎しみの連鎖を断ち切るために、そして愛すべき故郷の地を守るために、居合の開祖・林崎重信の抜刀術が炸裂する。

【著者紹介】
牧秀彦 : 1969年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。二十歳から夢想神伝流居合道の稽古を始め、現在四段(全日本剣道連盟)。東芝経理部に六年間勤務後、転職情報誌「B‐ing」(リクルート)の取材記者を経て、小説とシナリオの両ジャンルで時代作家を目指し、執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とし

    居合の開祖・林崎重信「抜刀復讐剣」。卜伝流剣術の目録その他多くの流儀を会得した実在の人物であり、迫力があり面白かった。

  • ワッピー

    「居合 林崎甚助」から飛び移りました。またしても2冊目から手に取る病が発症・・・重信の仇討シーンから入って、新之助という弟子キャラもいて、とわからないことだらけだったのも無理はないですね。この本では、サイドストーリーも豊富で、鬼松の妹美里との恋情、敵の息子千之丞の追撃、新之助の視点から語られる最上義光暗殺計画と最後の見せ場まで、息つく暇もなく読んでしまいます。最後の見せ場は、いささかヒーローすぎるきらいはありますが、これが時代小説というもの。ですよね?

  • 日売りのゴボウ

    前作に引き続き林崎重信の物語。物語としては面白いが、まさか、あの奥伝が出るとは...

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