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炎の海 報道カメラマン空母と共に

牧島貞一

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769823285
ISBN 10 : 4769823282
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2001
Japan

Content Description

空母「赤城」「翔鶴」重巡「熊野」等に乗り組み、唯一の報道カメラマンとしてミッドウェー海戦を、ソロモンの死闘を激撮しつづけた不死身の特派員が描いた日米空母戦記―カメラを片手に多くの精鋭パイロットたちと語り、司令長官や参謀長の素顔に接しつつ、“炎の海”をくぐり抜けて来た命懸けの戦場レポート。

目次 : 第1章 生と死を直視して/ 第2章 九死一生の幸運/ 第3章 報道戦に青春を賭す/ 第4章 大いなる翼に抱かれて/ 第5章 空母「赤城」とともに/ 第6章 ミッドウェー洋上波高し/ 第7章 機動部隊の潰滅/ 第8章 ソロモンの波涛を超えて/ 終章 日本陸海軍の終焉

【著者紹介】
牧島貞一 : 明治38年2月21日生まれ。大正12年、長野県飯田中学卒業。ただちに上京して洋画を学ぶ。のち写真に転じ、木村伊兵衛に師事して写真を学ぶ。つづいて映画に転じ、昭和7年JOスタジオ勤務。昭和12年、同盟通信社に入社し、日中戦争に従軍。昭和15年、日本映画社設立と同時に同社に入り、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦をへて終戦を迎える。昭和28年、NHKテレビ技術部中継課に転ず。昭和33年共同TVニュース技術部長として、フジテレビニュースの制作に従事する。昭和39年、同社を退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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日中戦争では戦車の中で被弾し、太平洋戦争...

投稿日:2012/01/27 (金)

日中戦争では戦車の中で被弾し、太平洋戦争では空母でミッドウェー敗戦を経験した人間は他にはいないだろう。本書の前半は陸軍、後半は海軍について記述されている。実際に体験したと思われることを、冷静に淡々と綴っている印象を受けるのは、筆者が新聞記者だからだろうか。陸軍では死を考えることは少ないが、海軍では死ぬことを考え夜も寝られなくなる、両者の戦争感の違いを記述している箇所が、一番興味深い。

hk さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 零水亭

    (2000年頃、読みました。単行本で)これが現実。

  • yamatoshiuruhashi

    日華事変から報道カメラマンとして前線にあり、日米開戦後は空母赤城に乗って報道班員として活躍した著者は、ミッドウェーの敗戦を目の当たりにした。現場を知る者の生々しい体験談。

  • 吉田よしこ

    ★★★☆☆

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