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オタクと経済学 広がり続けるオタク市場の現在と未来がコンパクトにわかる!

牧和生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862556905
ISBN 10 : 4862556906
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

日本アニメ市場の規模は2兆7000億円?近い将来、人口の85%が「オタク」に!?サブカルチャーや推し活市場の現在と未来がよくわかる!

目次 : 1章 サブカルチャーとオタクの定義(経済学ってどんな学問?/ サブカルチャーってどんな文化?/ おたくの起源とは? ほか)/ 2章 推し活・サブカルチャー市場の現状(オタク市場ってどのような研究がされているの?/ 推しのいる生活「推し活」ブームでオタク文化はどう変わる?/ オタク市場にライトユーザーは参加できる? ほか)/ 3章 推し活・サブカルチャー市場の未来(「オタク=ネガティブ」の時代が変わり始めたのっていつ頃?/ オタクについてはどのような研究がされているの?/ 「萌え」ってなんのこと? ほか)

【著者紹介】
牧和生 : 京都橘大学経済学部経済学科准教授。専門は理論経済学、文化経済学、行動経済学、ホスピタリティ論、現代アニメ文化論など。経済学は人間学であるという視点から、アニメやサブカルチャー、オタク文化を学術的に捉え、さまざまな価値観を持つ他者との共存・共栄の可能性と経済学の在るべき姿について精力的に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • りんご

    うちの市の電子図書館にあったのでさらっと。「推しを推すことが経済活動になったりします」と断言されたら推し甲斐がありましょう。ただし私は財布のひもがガチガチに硬いオタクです。簡単にお金は落としませんよ!娯楽の多様化で、みんなが知らないジャンルのファンであることが誰しもあるわけです。誰も知らなくても私はファンである、それでいい。あとは挿絵がよかった。この人の絵柄でいろんなキャラクタが描かれてて、フフッとにやついた。

  • よっち

    現在進行形で変化し続けるオタク文化やサブカルチャーの過去と現在、そして未来の姿について必要最低限の経済学の知識で分かりやすく説明することを意識して書かれた一冊。オタクやサブカルチャーとは何か、オタクに対する周囲の反応や共感から始まり、「推し活」ブームや「コラボカフェ」、コンテンツツーリズムが地域にもたらす効果、アニソンの隆盛やこだわりが強いオタク同士の関係や推し活疲れなどにも触れつつ、変わりつつあるオタク市場の現状からサブカルチャーの今後を予想する内容で、テーマごとにとても分かりやすく解説されていました。

  • テツ

    一昔前のオタクへの迫害と偏見が消え失せつつある理由っていろいろあるけれど、わりと大きなものとして「金になるから」というのがあるよな。経済活動の中で一定の存在感を示すって社会から認知されるためにはかなり重要なファクターなのだ(金を払わないとその作品に貢献していると言えないのかみたいなわけのわからない質問には、そうだよとしか答えられない。君はどんな社会で生きているの?)きもちよく金を払わすためのシステムの構築やその変換について考えつつ楽しく読めました。今後も推しに金を注ぎ込んでいきます。

  • 緋莢

    図書館本。アニメ市場は、国内市場と海外市場を合計すると2兆7422億円(2021年)。2021年の日本のコンテンツ市場の規模は14兆2159億円と、大きくなっており、それを支えているのは、オタク。かつては、ひらがな表記で「おたく」と書かれていたが、現在はカタカナ表記での 「オタク」になり、徐々にネガティブなイメージが少なくなってきたなどが書かれています。コンテンツツーリズム (アニメやマンガ、ゲームの聖地を訪れること)を企画する際には、露骨にアピールすることや(続く

  • ゆうゆう

    思いもよらず面白かった。大好きはオタクでいい。推しの存在が人生を豊かにする。経済も流れる。心も世の中も潤う。Win-Winでいいじゃない。

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