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出島遊女と阿蘭陀通詞 日蘭交流の陰の立役者

片桐一男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585221975
ISBN 10 : 4585221972
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

遊女の手紙100通を初解読。出島を舞台に繰り広げられたカピタンはじめ商館員、船員、遊女のやりとり、それを支える通訳官の活躍を新発見史料と絵画から描き出す。

目次 : 1 遊女の出島、通詞の出島(「実状」と「実情」はどちらか―「玉突き図」二枚の謎/ 解決!遊女の揚げ代請求の和・蘭混交文/ 睨めっこか、談笑か―日本語か、オランダ語か ほか)/ 2 遊女の手紙を読む(オランダに遺存する遊女の手紙―カピタン宛に出すわ、出すわ/ 遊女は手紙魔か―蘭語訳付き遊女の手紙は語る/ 遊女の手紙、通詞が伝える―カピタンの気持ち、遊女の心、楼主の思わく ほか)/ 3 日蘭交流における蘭人と遊女と通詞(乗船員名簿から来日蘭人の年齢を見る―独身の若者たち/ 長崎屋の娘つるとみのの手紙―書いたのは誰?読んであげたのは誰?/ 大槻玄沢の頼み―江戸の蘭学者、通詞が頼り ほか)/ 附録(北の大地の遊女と遊女街/ 長崎丸山の遊女と遊女街)

【著者紹介】
片桐一男 : 1934年(昭和9年)、新潟県に生まれる。1967年、法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程単位取得。文学博士。現在、青山学院大学文学部名誉教授。公益財団法人東洋文庫研究員。青山学院大学客員研究員。洋学史研究会会長。専攻は蘭学史・洋学史・日蘭文化交渉史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 犬養三千代

    35年の月日をかけた力作。版画に描かれている男女の数と属性から女の人を遊女と考える。そして商館長「ブロムホフ」が阿蘭陀に持ち帰った遊女の手紙100通の分析。その他興味をもったのが江戸日本橋「長ア屋」これについては調べてみようと思った。開港された函館と開発された札幌。外国人との関わりはやはり「遊女」。阿蘭陀通詞は口頭で文章で中立をしたのだが恋文をどんな顔して説明してたのかな⁉️

  • pansomi

    ラクダをもらった

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