片岡龍峰

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宇宙災害 太陽と共に生きるということ Dojin選書

片岡龍峰

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Product Details

Genre
：
Sciences&Physics
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784759816723
ISBN 10 : 4759816720
Format
：
Books
Publisher
：
化学同人
Release Date
：
November/2016
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
片岡龍峰 ,  

Content Description

近場の宇宙空間の利用が進み、火星への移住計画が話題になる現代。私たちは、地球を取り巻く宇宙空間について、どれだけ理解しているだろうか。本書ではまず、通信障害、衛星墜落、世界停電などの事例から、宇宙災害とは何かを紹介。地球と宇宙のつながりを理解する研究の様子が、現場での体験と共に生き生きとした筆致で描かれる。さらに、全球凍結や大量絶滅をめぐる仮説を提示し、近い将来の現実的な宇宙利用の方向性までも探る。天の川銀河を旅する太陽系に暮らす私たちが、これからも地球で健やかに生きていくための教養がつまった１冊である。

目次 : 第１章　宇宙災害（通信途絶/ 衛星墜落　ほか）/ 第２章　大地から太陽系の果てまで（第一の槍：宇宙塵/ 第二の槍：紫外線　ほか）/ 第３章　宇宙天気予報（太陽に邪魔された実験/ 宇宙天気予報の現場へ　ほか）/ 第４章　宇宙と生命（動物と磁場/ マウンダー極小期と魔女狩り　ほか）/ 第５章　宇宙利用（宇宙就活/ スペースデブリの撃墜　ほか）

【著者紹介】
片岡龍峰 : １９７６年、宮城県仙台市生まれ。２００４年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。博士（理学）。情報通信研究機構、ＮＡＳＡゴダード宇宙飛行センター、名古屋大学太陽地球環境研究所で学振特別研究員、理化学研究所基礎科学特別研究員、東京工業大学理学研究流動機構特任助教を経て、国立極地研究所准教授。専門は、宇宙空間物理学。２０１５年、文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

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  • 陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

    読了日：2017/05/13

    宇宙船地球号の宇宙を巡行する機能デザイン。美しい原理。オーロラや流星からのヒント。太陽フレアやプロトンの通信障害。デブリ事故、衛星ひとみ、キューブサット。明月記はじめ、古典や時代劇、ベルばらに映画ガタカ、アルマゲドンに流星刀ポケモンGOとヴィガネットやスペースX、一般の人にもイメージしやすい引用多く楽しい。大気のレイリー拡散等、空や星景写真を撮る私に興味深い。台風後の美しい夕焼け。オーロラは美しいだけではなく太陽風磁気嵐の影響。去年勉強した放送大学の宇宙とその進化や太陽系のテキストを読み直しながら読了。

  • Nao023

    読了日：2024/10/25

    太陽活動が「極大期」の今に、宇宙災害を考える。これからやってくる「極小期」に向けて、今、このタイミングだからこそ。 自然に耳をすませて、学び続けることが大切なのだ！ あ、μ粒子検出器が欲しいです！

  • rokoroko

    読了日：2019/05/18

    筑波の地質標本館に行った。宇宙のごみを可視化できるコーナーで余りにゴミがおおいのでびっくり。著者のツイッターでは太陽で爆発があると２．３日後通信障害があると知らされとても興味がわいた。アマチュア無線やってた５０年前電離層が乱れると電波が意外に遠くに飛ぶと教えて貰ったっけ。難しかったけれど、知られていない宇宙災害の危険性がわかった

  • 入道雲

    読了日：2024/06/08

    日本に現れたオーロラの謎に続いて。宇宙規模での災害を取り上げていて、どれも地球や人類/生物などがどうこうできる災害ではない例が紹介される。しかし悲観的でなく物理学的に解説して、著者独特の柔らかいトーンで書かれているので、理系でない方にもとても読み易く興味をもてると思う。全球凍結がこんなちょっと太陽や太陽家の環境が変わるだけで起こったりしてしまうなんて。歴史や地質など学問を横断して英知を集めることでの発見も多く、これからも楽しみ。 そして、表紙のイラストがカワイイ。

  • toshi

    読了日：2016/12/31

    宇宙災害とは宇宙での出来事によって地球環境、さらには電力、通信など社会的な悪影響のこと。 本書では様々な宇宙災害について、その影響やメカニズムについて解説している。 文章は読みやすく、比喩や脱線の仕方も楽しく読んでいて飽きないが、肝心な説明が足りないうえ、構成がイマイチなので結局内容が良くわからない。

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