片山清司

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舎利 韋駄天と足疾鬼

片山清司

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784776402657
ISBN 10 : 4776402653
Format
：
Books
Publisher
：
Bl出版
Release Date
：
February/2008
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小田切恵子 ,  

Content Description

お釈迦さまの舎利が欲しくてたまらず、１０００年の時を超えて現れた鬼と、それをとらえる守護神、韋駄天の因縁の対決を描いた能の舞台を絵本化。観世流能楽師・片山清司氏が文章を担当する「能のえほん」シリーズ。

【著者紹介】
片山清司 : 歓世流能楽師。１９６４年、京都府生まれ。父は九世片山九郎右衛門（人間国宝）、祖母に故四世井上八千代、姉は五世井上八千代といった能と京舞の芸能の家に育つ。幼少から父に、長じて故八世歓世銕之亟に師事。５歳で初舞台以来、全国にて様々な演能活動を行う。最近では舞台制作や海外公演のプロデュースも手がける。平成８年度京都府文化賞奨励賞、平成１４年度京都市芸術新人賞、平成１５年度文化庁芸術祭新人賞、平成１９年度日本伝統文化振興財団賞を受賞

小田切恵子 : 日本画家。東京都生まれ。女子美術大学芸術学部絵画学科卒業。日本美術院院友。森田曠平、伊藤髟耳に師事。日本画の伝統をふまえながら今日的画風を持ち、さまざまな場で活躍。個展２回、グループ展多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

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  • はしけん

    読了日：2012/04/16

    能の話がベース。意外に子供らの食い付きが良かった。バンコクで、寝釈迦を見て来たからかな？でも、じゃあ、能連れてくか、とは落語みたいにはならないなあ。せめて中学生くらいかな？早く一緒に行ける年にならないかな。

  • つき

    読了日：2018/04/28

    御釈迦様の仏舎利を千年の時を超えて、再び盗んだ足疾鬼を捉えるため、増長天の部下である韋駄天が動き出す。 寺を困らせてやろうという意図ではなく、愛する御釈迦様の仏舎利を自分の側に置きたくて、2度も仏舎利を盗んだ足疾鬼が、『駆け込み訴え』のユダと被るように思えた。自己中心的で、他の人を考えていないところが鬼たる所以なのかな。

  • 遠い日

    読了日：2019/09/23

    能の演目『舎利』。足疾鬼の執念と、韋駄天の責任感。追い詰めてゆく緊張感がたまらない。泉涌寺の気品を感じる話でもありました。

  • たっくん?号

    読了日：2014/07/06

    足疾鬼の気持ちもわからんこともない。好きな子いじめ的な感じだろうか？かまってほしくて、本当は好きなのに素直になれなくて・・・。何だか憎めない悪役の方が印象的だったな。

  • 椿

    読了日：2017/01/09

    足疾鬼がユーモラスで可愛い。何千年も思い詰めるほどなんだから、むしろもうあげたら良いじゃないと思ってしまった。そんなわけにもいかないのか。

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