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白磁壺頌 -朝鮮時代の白磁壺、その美を繙く

片山まび

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907211332
ISBN 10 : 4907211333
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本では「李朝(りちょう)」の名でも親しまれてきた朝鮮時代(1392 〜1897年)の白磁。本書のタイトルとした「頌(しょう)」とは、人徳や功績をたたえること、ほめたたえる言葉や詩歌を意味します。白磁の壺は、すぐれた作り手のみならず、過去から現代にわたる様々な鑑賞者による「頌」によって受け継がれてきました。その受容は朝鮮時代の王族や士族(両ヤンバン班)にはじまり、
一部は日本の武家にも受け入れられました。近代以降は、日韓の陶磁器研究者、コレクター、文学者、愛好家などに広がっていきます。
最近では、朝鮮白磁壺のエッセンスを受け継いだ女性の陶芸家のほか、K-POP のスターが白磁壺を取り上げたことで、にわかに若い世代からも注目を集めています。過去から現代にわたって人々の心を惹きつけてやまない朝鮮白磁。その魅力は、いったいどのように育まれ、また評価されるに至ったのか、本書は最新の学術成果をもとにその魅力を読み解きます。
読者の皆様にも、また朝鮮白磁壺のすばらしさに接していただくための鑑賞の手引きとして、お手に取っていただけましたら幸いです。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。800年程前から作られている白磁壺の美を堪能できます。 https://club.menomeonline.com/products/book-hakujikosho?srsltid=AfmBOorzA_UzJcvVdET45nkRBxZ4RVNdVn6fvFImiLzsGJAdwgqGAxQn

  • 榊原 香織

    紹介されてる逸品は割と見覚えがあったので、知らずに白磁追ってたのかな。 Leeum美術館行って見たい

  • たまきら

    白磁に惹かれるようになったのは30代を過ぎてからー白磁陶芸家の友人・チェ・ジェホと親しくなってからでしょうか。それまでは土ものにしか興味がなかったのに、あのぽってりとしか、どこか妊婦のような白磁の壷に惹かれ始めたのです。おおらかで、どこかやはり土と異国の香りがする白磁壷。次に韓国に行くときはぜひ、訪れたい美術館を見つけました。心が洗われるような美しい一冊です。

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